【本文】のページ
【新・ふるさとの神々なんでも事典】(05)
【とよだ 時】

……………………………………

◆こんな話みつけました◆

義仲神

【説明略文】

義仲神

【概略】(400字)

 義仲神は木曽義仲のこと。突然ですが中央アルプス空木岳の北側

主稜に「木曽殿越」という鞍部があります。ここは標高2480m、北

アルプス立山の一ノ越、槍ヶ岳西鎌尾根の硫黄乗越についで3番め

に高い乗越だそうです。



 源平の合戦の時、義仲は大軍を従え、馬もろともにこの乗越から

太田切本谷を下り、伊那谷に侵入していったというのです。木曽義

仲が生まれた翌年、父は甥である源義平との戦いで殺され、孤児に

なり乳母の夫である信濃の土豪中原兼遠のもとで成長。



 以仁王の令旨を受けて木曽に挙兵。しかし、備中(岡山県)水島

(いまの岡山県倉敷市)で平氏に敗れ帰京してみると、法皇は頼朝

に「寿永二年一〇月宣旨」を与え、頼朝との接近を策略しています。



 孤立した義仲は、頼朝代官として上洛した源義経・範頼の軍に敗

れ、都を逃れますが近江国琵琶湖畔の粟津で敗死しました。義仲を

まつる寺社は各地にあり、長野県木曽福島町に興禅寺、滋賀県大津

市の義仲寺などもあります。



▼CDブック新・ふるさとの神々事典から引用しました。
ご希望の方にお分けしています。



…………………
▼ヤマケイ新書日本百霊山
・店頭にない時は店員の方にご注文を。
品薄のため、多少時間がかかるかもしれません。


…………………
おもしろ
山と田園の本】もあります。


……………………………………
【とよだ 時】 山の伝承探査
山旅通信【ひとり画っ展】発行
U-moあ-と】すたじお
山旅はがき画の会

 

TOPページ
………………………………………………………………………………………………