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山里の伝承【ふるさと祭事記】(01)
【とよだ 時】

 (イラスト本ではありません)

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▼「楓蔦黄ばむ」(霜降:三侯)七十二候:第54候11月03日〜07日ころ

【略文】
11月3日は二十四節気「霜降」の三侯。七十二候では第54候「楓
蔦黄ばむ」(もみじつたきばむ・楓を桐とする参考書も)にあたり
ます。11月3日〜7日ころ。カエデやツタの葉っぱが色づいて黄ば
んでくるころだとしています。現代では、北日本ではコタツはじめ、
中部日本では初霜、西日本ではサザンカ開花のころだそうです。

▼「楓蔦黄ばむ」(霜降:三侯)七十二候:第54候11月03日〜07日ころ

【本文】
 毎年カレンダーの10月23、24日日のところに「霜降」と書かれ
ています。これは1年を24で割り季節にふさわしい名前をつけた、
「二十四節気」のひとつです。10月9日ころの寒露(かんろ)と、
11月8日ころの立冬(りっとう)の間に入ります。秋もそろそろお
わり「霜が降る」ころです(宝暦暦)。

 地上から太陽の軌道をながめた黄経では、210度の所を通ります。
「霜降」をさらに3つに区切り1年を72に割った「七十二候」とい
うのがあります。

 その七十二候では、「霜降」は第52候(霜降の初候)〜第54候(霜
降の三侯)にあたります。第52候(初候)は24日ころ〜28日ころで
「霜始めて降る」ころ。第53候(二侯)は29日ころ〜11月2日ころ
で「小雨ときどき降る」ころ、第54候(三侯)は11月3日ころ〜7
日ころで「楓(もみじ)蔦(つた)黄ばむ」ころとそれぞれ名づけ
ています。

 カエデやツタの葉っぱが色づいて黄ばんでくるころだとしていま
す。『日本年中行事事典』では「桐蔦黄ばむ」とし、「楓」が「桐」
になっています。

 草木が紅葉し散りはじめ、高い山ではもう雪がつもります。これ
を現代の季節に当てはめ、それぞれを「北日本」、「中部日本」、「西
日本」に分けても解説しています。

 それによると、第52候(霜降初候)は、北日本は「初雪」のころ、
中部日本は「サザンカ開花」のころ、西日本は「ガン渡来」のころ。
また、第53候(霜降二侯)は、北日本は「結氷始め」のころ、中部
日本は「ヘビ蟄居」(ヘビも土の中にもぐり冬眠に入る)のころ、
西日本は「カモ渡来」のころ。第54侯(霜降三侯)は、北日本では
「コタツはじめ」、中部日本では「初霜」、西日本では「サザンカ開
花」のころだとしています。

 この二十四節気七十二候は、もともと中国から入ってきたもので
すが、さすがに日本の気候とずれていたため、何回か修正しいまの
ようになったということです。

 しかし地球の温暖化が進んでいるいま、さらに修正するのでしょ
うか。ちなみに中国での解説を付記してみました。中国での「霜降」
の第52候(初候)は、「豺(やまいぬ)乃祭獣」、第53候(二侯)は、
「草木黄落」。第54候(三侯)は、「蟄虫咸俯(みなふす)」ころな
のだそうです。

▼【参考文献】
・『暦の百科事典』暦の会(新人物往来社)1986年(昭和61)
・『七十二候 世界で一番おもしろい暦の本』落合正勝(KKベスト
セラーズ)1994年(平成6)
・『日本大歳時記・秋』水原秋櫻子ほか監修(講談社)1989年(昭
和64・平成1)
・『日本年中行事辞典』鈴木棠三(角川書店)1977年(昭和52)



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