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山里の伝承【ふるさと祭事記】(05)
【とよだ 時】

 (イラスト本ではありません)

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▼田園博物「ふるさとの風物詩・ソバの花畑」

【説明略文】
蕎麦はまだ花でもてなす山路かな(松尾芭蕉)。これも農村の風物
詩。花弁のような5枚の萼と、8、9本の雄しべと1本の雌しべ。
さらに雌しべが雄しべより長い長柱花と、雌しべが雄しべより短い
短柱花。このつくりは、長柱花同士・短柱花同士では受粉できず、
両方が交雑することで実がつけられる形だという。
・タデ科ソバ属の1年草

▼田園博物「ふるさとの風物詩・ソバの花畑」

【概略文】(400字)
 どこまでも高く澄んだ秋の空、山々をバックに風にゆらぐソバの
白い花。いつまでも残しておきたい農村の風物詩ですよね。

 ソバは、夏から秋にかけ枝先に短い総状花序を出して小さな花を
たくさんつけます。

 花は直径6ミリくらいで花弁のように見える5枚の白または紅色
の萼(がく)と、8、9本の雄しべと1本の雌しべがあります。

 さらにこまかく見ると、雌しべが雄しべより長い長柱花と、雌し
べが雄しべより短い短柱花があります(両方が同じ長さのものもあ
る)。

 この花のつくりは、長柱花同士・短柱花同士では受粉できず、両
方が交雑することで実がつけられる形だそうです。

 この花の形は、受粉に都合が良く、短柱花を訪れてお腹に花粉が
ついた昆虫が、次に長柱花に行くと、その花粉が長い花柱につきや
すいという。

 さらに、長柱花を訪れたときに花粉が頭についた昆虫が短柱花に
行くと、こんどは頭の花粉が短い花柱につきやすいのだという。よ
くできているものです。
・タデ科ソバ属の1年草

上記は『ふるさと祭事記』から引用しています。

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【とよだ 時】 山の伝承探査
山旅通信【ひとり画っ展】発行
U-moあ-と】すたじお
山旅はがき画の会

 

 

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