山の歴史と伝承に遊ぶ 【ひとり画ってん】

山旅通信【ひとり画展】とよだ 時

▼112号 「房総・高宕山山麓のイラスト展」

【概略】
県民の森「高宕山歩こう会」に便乗、麓の神社で山旅漫歩゚イラス
ト展を企画。前日ロッジに泊まりましたが大雪注意報で会は中止に
なってしまいました。明ければ雲ひとつない上天気です。急ぎ境内
の舞台にイラストのパネルをならべました。音をたてて落ちる雪の
塊。それでも20人位の人が見にきてくれたのが救いでした。
・千葉県君津市

▼112号 「房総・高宕山山麓のイラスト展」

房総半島の高宕山(たかごやま)の登山口にまします三島神社は、
山の神である大山祇神(おおやまずみのかみ)をまつります。ニワ
トリに関係があるのか、社の中にはニワトリの絵馬がたくさんあり
ます。

境内には名前のわからない「ナンジャモンジャの木」があり、かっ
て東大のエライ先生に見てもらったそうですが学名がありません。
樹齢を調べるにも同じ木はここ1本だけしか生えていないので切っ
て調べるわけにもいかず、結局ナンジャ?ナンジャ?のわからずじ
まい。

1987年(昭和62)3月に行われた「高宕山歩こう会」(千葉県清和
県民の森・房総の山を歩く会共催)に便乗させて戴き、神社内で野
外山岳イラスト展を企画しました。

新聞も大きく扱ってくれ、前宣伝は上々です。あちこちに迷惑をか
け、作品とともに前日雪の降るなか清和県民の森ロッジに泊まりま
す。大雪注意報の予報通り、雪は積もりつづけます。

深夜「歩こう会」は仕方なく中止と決定されました。明ければナン
ト雲ひとつない上天気。雪景色の空なかに太陽がギンギラギン。

急きょ、境内の舞台にパネルをならべます。そばの木から雪のかた
まりが音をたてて落ちています。それでも20人位の人が見にきてく
れたのが救いでした。

▼【データ】
【所在地】
・千葉県君津市。内房線上総湊駅の北東5キロ。JR内房線木更津
駅からバス宿原下車2分で三島神社。地形図に三島神社の文字のみ
の記載あり。鳥居記号なし。

【位置】
・三島神社:北緯35度12分48.72秒、東経140度01分24.9秒

【地図】
・2万5千分の1地形図「坂畑(大多喜)」(国土地理院「地図閲覧
サービス」から検索)

【参考】
・「角川日本地名大辞典12・千葉」川村優ほか編(角川書店)1984
年(昭和59)
・「房総の山」千葉県山岳連盟(千秋社)1977年(昭和52)

山岳漫画・ゆ-もぁイラスト・画文ライター
【とよだ 時】ゆ-もぁ-と事務所

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山旅イラスト【ひとり画通信】
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