【天狗のはなし】  (toki HP/temg/tem067/tem067.html)

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▼067「長野県・飯縄山の飯綱三郎天狗
【序文】

長野県飯縄山の飯綱三郎天狗は太郎坊、次郎坊の次という意味でたい
した大物という。別の天狗・千日太夫は飯縄の法という小動物を使って、
人の過去や未来を告げる邪法の始祖。これを受けつぐ飯縄修験、人をま
どわせ恐れさせる呪法が嫌われ次第に衰退した。
・長野市と戸隠村・牟礼村との境。
▼067「長野県・飯縄山の飯綱三郎天狗
【概略】

みなさんは「飯綱三郎」という名前をご存じですか。これは飯縄(綱)山に
住むという天狗のこと。戸隠側では「伊都奈(いづな)三郎」とも書くそうで
す。

飯綱三郎は日本八天狗のひとつでもあり、三郎とは、京都の愛宕山太郎
坊、滋賀の比良山次郎坊という天狗の次の格という意味になります。

『戸隠山流記』という文書には「伊都奈三郎は日本第三の天狗なり」とま
で書かれ、天狗仲間ではたいした大物なのだそうです。

この山にはもう一狗、飯縄山千日太夫という天狗がいることになっていま
す。

この千日太夫は管狐(くだぎつね)という人には見えない小動物を使っ
て、人の過去や未来を告げさせる飯縄の法という邪法の始祖です。

この飯縄邪法を受けつぐ飯縄修験は、インドのヒンズ−教の魔女からき
た「荼吉尼天」思想を元とし、その社を飯縄権現といったのだそうです。

飯縄修験は戸隠修験から分裂した戸隠宝光社の行者たち。人をまどわ
せ恐れさせる呪法が世間から嫌われ、飯縄の法は衰退してしまいまし
た。

いまは山頂直下に荼吉尼天の石像があるだけです。
・長野県長野市と戸隠村・牟礼村との境。(146号)


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http://toki.moo.jp/gaten/gatten/101-150/gate146/gate146.html

 

 

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【とよだ 時】 山と田園風物漫画
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 (主に画文著作で活動)
【ゆ-もぁ-と】事務所
山のはがき画の会

 

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