【天狗のはなし】  (toki HP/temg/tem050/tem050.html)

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▼050「立山の天狗・縄乗坊」
【序文】

立山には昔から不敬、慢心の登山者には天狗・縄乗坊が怒って石
を投げるという、いいつたえがあります。しかし今はシ−ズンに
なると押すな押すなの物見遊山客が訪れています。そんなありさ
まにあきれたのか最近はさっぱりあらわれないということです。
・富山県立山町。
▼050「立山の天狗・縄乗坊」
【概略】

立山にも天狗がいることになっています。立山信仰の言いつたえ
に「参詣人の不敬、慢心の者には天狗が怒り、石を投げる」とい
うのがあります。天狗の名は立山縄乗坊(しじょうぼう)。

立山の奥にある剱岳は近世末まで立ち入りは禁止でした。江戸時
代、加賀前田藩士が剱岳に登りましたが、藩命違反ということで
処分されたらしいという。

しかしこの登山がタブーの山でも、裏剣の仙人谷洞窟で南北朝時
代の大日如来の座像が見つかったり、また明治時代にも8世紀代
くらいのものと見られる錫杖の頭が発見されています。

古くから盛んだった修験道場の立山、剱岳あたりに天狗がいない
わけがありません。

しかし、いまでは登山者たちがごった返す賑やかさ。剣岳山頂で
小宴会をやらかすパーティまでいます。そんな有りさまにあきれ
かえったのか、天狗の姿は最近では見かけなくなったということ
です。
・富山県立山町。(189号)


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http://toki.moo.jp/gaten/gatten/151-200/gate189/gate189.html

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