山の歴史と伝説に遊ぶ 【ひとり画ってん】   (04)
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山旅通信
【ひとり画展】画と文を毎月郵送)から
【とよだ 時】ゆ-もぁ漫画家・アウトドアローカル画文・駄画師

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▼山旅通信【ひとり画展】(はがき版)779号
「尾瀬・鳩待峠と源義家」

【序文】
鳩待峠はその昔、八幡太郎義家がこの峠を越える時、鳩を放して吉
凶を占ったのが由来という。義家に関する伝説は利根郡には多く、
別の話もあります。村人は冬は炭やきで山小屋で寝泊まりします。
当然村人たちは、里の田や畑の仕事がはじまる春が待ち遠しい。鳩
待峠は、村人みんなが、山鳩が鳴き始める春を待つ峠……。
・群馬県片品村

▼779号「尾瀬・鳩待峠と源義家」

【概略文】 別に【本文】もあります。
尾瀬ヶ原入口に鳩待峠。その昔八幡太郎源義家がこの峠を越える時
の故事に由来した峠名だそうです。

義家が「前九年の役」の時、奥州「衣川の戦い」で安倍貞任(あべ
のさだとう)を滅ぼし、弟の宗任(むねとう)を捕虜にしました。

そして都へ凱旋しようと、奥州からいまの群馬県利根郡を通りかか
りました。

しかし安倍の家来たちが、主人宗任の身を案じて、大勢ぞろぞろう
しろからついてきます。いくら追い返そうとしてもききません。

義家は「その方たちが主人の身を気遣うのはまことにふびんである。
しかし次第に都へ近づくことなれば、朝廷に対してもまことに恐れ
多い。

この地は奥州と都との半ばの地なれば、ここにとどまり結果を待つ
ように。宗任については、自分が必ず赦免を願うであろう」。

義家の言葉に家来たちも何事もご主人のためと、一同この地にとど
まることにし、やがて土地の民となっていったということです。
・群馬県片品村(779号

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