山の本【山の伝承・民俗画】(01)
とよだ 時(とよた 時改め)
山と田園の漫画家・画文ライター(駄画師)

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  ★気になる言葉                       
・群れない、慣れない、頼らない(日本画家、堀文子)

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▼奥多摩三頭山・オツネの泣き坂

【序文】
若い坊さん香蘭との人目を避けて短い逢う瀬から帰る奉公人のオツ
ネ。三頭山あたりの坂に差しかかると、東の空がシラジラと明るく
なります。「ああ、夜が明けてしまう。旦郷さまに知られたらどう
しよう」。オツネはお屋敷に旦那さまのお叱りを恐れ、泣きながら
坂を駆け下りていきます。そこでついた名前が「ツネ泣き坂」。こ
こは滑りやすい坂道。小さなヤマグリがたくさん落ちています。
・東京都奥多摩町

▼奥多摩三頭山・オツネの泣き坂


【概略文】
奥多摩三頭山にオツネの泣坂があります。その昔、お屋敷に働くオ
ツネは、美男僧・香蘭と深い仲に。


心配した住職は、香蘭を山梨県の寺に移しました。しかしオツネは
忘れられず、毎夜のように訪ねて行きます。


短い逢う瀬を終え、急いで帰りますが三頭山を過ぎたあたりの坂に
なると東の空が明けてきます。


「ああ、夜が明けてしまう。旦郷さまに知られたらどうしよう」。
オツネは泣きながら坂を駆け下ります。


こうしてついた地名がオツネの泣坂。この坂にはヤマグリがたくさ
ん落ちていました。


10月、三頭山にとりつくころぐずつきはじめていた空は下るころに
はもうポツポツと降り始めました。


急坂の岩がぬれて、拾ったヤマグリを抱えツルツル。ところがこの
クリゆでては見たが食べるには小さすぎ、結局捨ててしまった。


欲深の泣き坂でありました。
・東京都奥多摩町

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           きょうの「犬の遠吠え」
・戦争はイヤだ。
オシッコしに防空壕から出た。飛行機が煙を出しながら向かってくる。
家のすぐ上を通り抜けていった。日の丸が見えた。翌日、みんなで見
にいった。凍てつき厚く氷の張った田んぼにそれはつっこんでいた。
肉の破片をカラスがついばんでいた。
                        ……千葉県の下総地方でもこんなふうでした。

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きょうの余計なひと言
・名のある人の恥知らず、名も無きわれら恥を知る。
                        ……いつも恥ばかり

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【とよだ 時】 山と田園風物漫画
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 (主に画文著作で活動)
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