とよだ 時・山旅イラスト通信 【ひとり画展】(初期作品)

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▼このページの目次

931 北アルプス・朝日岳と幻の雪形
932 ひつしほわちわち・浅間山
933 九州・大明神の愛馬と阿蘇山
934 さいぎさいぎ・青森県岩木山
935 北アルプス・雪倉岳
936 北海道大雪山・山の大さを語れ
937 九州・日の子と天狗の山・英彦山
938 東北・8つの甲田、神の田で八甲田山
939 海の銘山これひとつ・北海道利尻山
940 大菩薩嶺と大菩薩登山口雲峰寺

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▼931号 「北アルプス・朝日岳と幻の雪形」

白馬連山高山植物帯の北部を仕切る朝日岳は、越後側の呼び方で最
初に朝日の光が当たるのでこの名がついたという。4,5月ごろあ
らわれる農具の?(エブリ)の雪形から、昔はヱブリヶ嶽と呼んで
いましたが、いまだにこの雪形は確認されていないという。
・新潟県糸魚川市と富山県朝日町との境。

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▼932号 「ひつしほわちわち・浅間山」

「ひつしほひつしほ、わちわち…」と熱泥流は鎌原(かんばら)村
(いまの嬬恋村鎌原区)へ押し寄せていった……。1783年(天明
3・江戸時代後期)の浅間山大噴火を記す文書です。鎌原(かんば
ら)村全村が埋没し、人口597人のうち、466人が死亡したという。
最後に「鬼押し出し」噴き出し噴火は止んだという。噴火の記録は
『日本書紀』までさかのぼるという。
・群馬県嬬恋村と長野県軽井沢町・御代田町の境。

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▼933号 「九州・大明神の愛馬と阿蘇山」

阿蘇山高最高峰の高岳頂上のまるい噴火口は、阿蘇大明神の愛馬の
すみかだという。秋の仲秋の名月にはその姿を見せるという。また
阿蘇五山の根子岳の山頂ががギザギザなのは、鬼と内緒の約束をし
たため、阿蘇大明神に頭を何回も叩かれたためだという。
・熊本県阿蘇市、阿蘇郡高森町、南阿蘇村にたがる。

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▼934号 「さいぎさいぎ・青森県岩木山」

♪さいぎさいぎ、どっこいさいぎ、お山さはつだい、金剛どうさ、
一に名のはい、南無帰命頂礼(なむきみょうちょうらい)……。
津軽の人たちが毎年、旧暦8月1日、山頂の岩木神社に集団登拝
のお山かけの際唱えるおまじないです。このお山かけは「ついた
ち山」といい、登らない人は一人前ではないという。岩木山の神
は「安寿と厨子王」の安寿姫。安寿姫を責め殺した山椒大夫の国、
丹後(京都)の人が登ると山が荒れるという。
・青森県弘前市と同県鰺ヶ沢町の境。

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▼935号「北アルプス・雪倉岳」

雪倉岳は大きな山体と景観のすばらしさ、見事な高山植物が楽し
める山。鉢ヶ岳との鞍部は白馬一帯でも有数の規模を誇るお花畑が
広がる場所として知られています。かつて越中(富山県)側からは、
鉢と呼ばれ、いまの鉢ヶ岳と雪倉岳の文字が入れ替わっていたとい
う。
・新潟県新潟県糸魚川市と富山県朝日町との境。

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▼936号 「北海道大雪山・山の大さを語れ」

「富士山に登って、山岳の高さを語れ。大雪山に登って、山岳の大
(おおい)さを語れ」。これは詩人大町桂月の言葉です。大雪山は
北麓の層雲峡から南の十勝岳まで大雪山国定公園北部にある山地。
緯度が北に偏っているため、本州の3000m級の山々と同じように
高山植物が2百数十種。動物は大小あわせて百60数種生息してい
るそうです。

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▼937号 「九州・日の子と天狗の山・英彦山」

修験道と天狗の山、英彦山。新潟県の弥彦山、兵庫県の雪彦山とと
もに「日本三彦山」に数えられています。日の子である神をまつ
っていたので「日子山」。それがヒコサンになり彦山に。さらに江
戸時代天皇から「英」尊号を受けて英彦山になりました。ここに
は日本を代表する天狗、豊前坊もいます。
・大分県中津市と福岡県添田町とにまたがる。

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▼938号 「東北・8つの甲田、神の田で八甲田山」

「雪中行軍」の悲劇で有名になった八甲田山。8つの峰と、高層湿
原、池塘を「神の田」、「耕田」、「高田」から八甲田、甲(かぶと)
などの説。東岳と八甲田山が山争いで八甲田は東岳の首をはねまし
た。首は西に飛んで行き、岩木山の肩のコブになった。それで東岳
の山頂が平らだという。
・青森県青森市(八甲田大岳)。

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▼939号 「海の銘山これひとつ・北海道利尻山」

日本最北にある利尻山は、島そのものがひとつの山になっていて、
その美しい姿から利尻富士とも呼ばれています。作詞家、時雨音
羽は「山は世界に山ほどあれど海の銘山これひとつ」と詠んでい
ます。ここにはなぜか熊やマムシなどのヘビ類がいないという。
・北海道利尻町と利尻富士町との境。

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▼940号 「大菩薩嶺と大菩薩登山口雲峰寺」

中里介山の小説で有名な大菩薩峠の北方にそびえる大菩薩嶺も『日
本百名山』のひとつ。その山ろく天目山は甲斐武田氏の終えんの場
所。勝頼は自刃に際して家宝を2人の家臣に託しました。家臣は日
川沿いに登り、裂石の雲峰寺に重宝類を奉納したということです。
・山梨県甲州市と丹波山村との境。

 

 

 

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