とよだ 時・山旅イラスト通信 【ひとり画展】(初期作品)

………………………………………………

▼このページの目次

871 北ア針ノ木峠からの槍ヶ岳と佐々成政
872 南アルプス前衛入笠山の清水伝説
873 丹沢・鍋割山のナベワリの名
874 高山植物・タカネバラ
875 北アルプス・不帰嶮
876 高山植物・ハクサンシャクナゲ
877 房総・鋸山」
878 北アルプス・鹿島槍ヶ岳
879 岩手山と早池峰山、姫神山の三角関係
880 房総・養老渓谷梅ヶ瀬と大福山

……………………………………………………………

▼871号 「北ア針ノ木峠からの槍ヶ岳と佐々成政」

北ア・針ノ木峠は長野・富山の県境。お互いの土地への行き来は
日本海まわりで行くよりずっと近いため、昔から密売商人・盗伐
者・立山参りなどに利用されていたという。有名な佐々成政、雪
の黒部奥山越えの舞台にもなっています。テント場からは真っ正
面に槍ヶ岳の穂先がかすんでいます。
・長野県大町市と富山県中新川郡立山町との境。

……………………………………………………………

▼872号 「南アルプス前衛入笠山の清水伝説」

入笠山は湧き水が豊富。仏平峠にある「首切り清水」はその昔、
水を飲もうとして口を近づけた武士が首を切られたとか、逆に斬
ったところという。また山頂東麓の登山道わきにある「頼重水」
は、戦国時代の諏訪の武将・諏訪頼重が武田信玄に敗れ、逃れる
途中に発見した清水だといいます。
・長野県伊那市同県富士見町)との境。

……………………………………………………………

▼873号 「丹沢・鍋割山のナベワリの名」

ナベワリとは塔ノ岳西側、もと尊仏岩のあったあたりの地名だとい
う。そこから流れ出す鍋割沢の近くにある山なので鍋割山だという。
沢名の鍋割は、ナメ(沢床の平らな岩の上を水が流れていく言葉
・ナメ)が割れているさま。また沢の入口の地形が鍋の割れ目に
似ているから(古老の話)などの説があるそうです。ところで鍋
割沢にナメ、ありましたっけ。

……………………………………………………………

▼874号 「高山植物・タカネバラ」

日本の野生のバラの中で高い山にはえるものに、ピンクの花が美し
いオオタカネバラと、その変種のタカネバラがあるそうです。タカ
ネバラは中部地方より北の高山、四国(剣山)の日当たりのよい草
地にはえ、とくに富士山に多いとか。7月ごろ直径4〜5センチの、
淡紅色の美しい花を咲かせます。

……………………………………………………………

▼875号「北アルプス・不帰嶮」

後立山連峰・天狗の頭と唐松岳の間にある不帰嶮(かえらずのけ
ん)。不帰岳ともいいますが、白馬岳から富山県側・祖母谷にのびる清
水尾根上にも不帰岳があるため、ここは不帰嶮というのが本当だという。
この岩峰群は、北からT峰・U峰・V峰に分かれ、U峰は北峰・南
峰の双耳峰。V峰はまた北からA・B・Cの小ピークがならんでい
ます。ここに入れば帰ることができないほど険しいのでついた地名
だといいます。
・富山県黒部市と長野県白馬村との境。

……………………………………………………………

▼876号 「高山植物・ハクサンシャクナゲ」

高山に分布するのはキバナシャクナゲだが、ハクサンシャクナゲもハイマ
ツなどにまじって時どき高山帯に生えている。ふつうは1.5m位だが富士
山の五合目奥庭には3mもの大株がある。夏、白から淡紅色の花を咲か
せる。変種にケナシハクサンシャクナゲ、八重咲きのネモトシャクナゲが
あるという。

……………………………………………………………

▼877号 「房総・鋸山」

いかにも鋸の歯のような鋸山。しかし、この形はまったくの人工造形で、
石切場の名残だという。昔は「限りの山」といい、安房、上総の二国を限る
(分ける)山の意だという。頂上の三角点はパラボラアンテナやテレビ中
継塔の先にあり、金谷側から石切場を経て最高点に至る道がありますが、
一般向けではありません。

……………………………………………………………

▼878号 「北アルプス・鹿島槍ヶ岳」

北アルプス後立山連峰にある鹿島槍ヶ岳は山頂が二つに分かれた双
耳峰。山頂がとがっており、「鹿島にある」槍ヶ岳というので鹿島槍ヶ
岳。深田久弥選定「日本百名山」にも選定されています(第47番)。
かつては北峰を槍ヶ岳、吊り尾根が馬の鞍に似ているため南峰を乗
鞍岳と呼ぶ地域もあったといいます。

……………………………………………………………

▼879号 「岩手山と早池峰山、姫神山の三角関係」

姫神山をめぐり岩手山と早池峰山は仲が悪いという。2つの山が同
時に晴れることはなく、早池峰山と姫神山が晴れれば岩手山が怒っ
てくもり、岩手山と姫神山が晴れれば早池峰山が怒り曇ってしまう。
岩手山と早池峰山の喧嘩を見て神々が心配、2つの間に大きな川を
投げ入れた。それがいまの北上川だという。

……………………………………………………………

▼880号 「房総・養老渓谷梅ヶ瀬と大福山」

養老渓谷近くの梅ヶ瀬渓谷旧日高邸宅跡。1400本の梅の木を植え
て「梅ヶ瀬」と命名「西の月ヶ瀬、東の梅ヶ瀬」ともいえる名所を
目指し梅を植林。産業の啓発と文学の普及を目的に私塾「梅ヶ瀬書
堂」を開いた日高誠実。しかし、地の利悪く台風で川は氾濫、つい
に明治34年梅ヶ瀬書堂は閉鎖したという。

 

 

 

【ひとり画展】【目次】へ
………………………………………………………………………
Top【峠と花と地蔵さんと…】のホームページへ