とよだ 時・山旅イラスト通信 【ひとり画展】(初期作品)

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▼このページの目次

861 南ア・摩利支天の不思議な天狗
862 尾瀬沼のまわりにに牛を入れるな
863 房総・鹿野山の鬼
864 高山植物・タカネキンポウゲ
865 四国・石鎚山の天狗
866 丹沢・塔ノ岳西麓の金鉱脈沢
867 弁慶のように強い・イワベンケイ
868 八ヶ岳・横岳が好きなツクモグサ
869 西丹沢・犬越路の伝説
870 高山植物・タカネマンテマ

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▼861号 「南ア・摩利支天の不思議な天狗」

甲斐駒ヶ岳の東南にある孤立した岩峰・摩利支天。そこには天狗
がすんでいて、時どき麓の山小屋にあらわるという。ある日、こ
の天狗はちょっと東北の早池峰山に用事があるといって頭巾置い
ていった。それには、不思議なことに十六弁の菊の紋章(天皇家
の紋章)がついていたという。
・山梨県北杜市(旧北巨摩郡白州町)。

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▼862号 「尾瀬沼のまわりにに牛を入れるな」

尾瀬に住んでいた尾瀬大納言が飼っていた赤い牛が、死後、尾瀬
沼のヌシになった。このヌシはなぜか牛が大嫌いで、牛の姿を見
ると黒雲を呼んでは大暴風雨をおこし、大暴れ。村人はいつか尾
瀬沼の畔には牛を入れてはならぬというタブーをつくった。
・群馬県片品村と福島県桧枝岐村との境。

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▼863号 「房総・鹿野山の鬼」

日本武尊に殺害された鹿野山の鬼・阿久留王。鬼泪山で涙を流し
て謝ったが許されなかったという。王は北麓の君津市六手地区の
出身で別名六手王。だが山頂の神野寺の本尊軍荼利明王は、腕が
6本の六臂の姿。そんなところから軍荼利明王=阿久留王だとも
されている。
・千葉県君津市。

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▼864号 「高山植物・タカネキンポウゲ」

高山の砂礫地に生えるタカネキンポウゲは北アルプス白馬岳の特産
だという。黄色の花をひとつ、上向きに咲かせます。また南アルプ
ス北岳と周辺のキタダケキンポウゲ(絶滅危惧種)、八ヶ岳だけの
ヤツガタケキンポウゲも、ここにだけに分布する貴重な仲間だとい
う。
・キンポウゲ科キンポウゲ属の多年草。

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▼865号「四国・石鎚山の天狗」

石鎚山も役ノ行者の開山。行者は江戸時代天皇から神変大菩薩とい
うおくり名を貰う前は、法起菩薩と呼ばれていたという。ところで
石鎚山の天狗岳にすむという天狗も石鎚山法起坊という。同じ法起
で、ここの天狗は役小角の化身だともいわれている。
・愛媛県西条市と面河村と久方高原町との境。

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▼866号 「丹沢・塔ノ岳西麓の金鉱脈沢」

室町末期には、金銀を掘る数百の鉱夫でにぎわった丹沢の大金沢・
小金沢。塔ノ岳の尊仏岩が関東大震災の翌年の地震で崩れ落ちた沢
として有名です。しかし砂金が出なくなると鉱夫も離散。いまでは
国土地理院の地形図にも載らない沢になってしまいました。
・神奈川県足柄上郡山北町。

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▼867号 「弁慶のように強い・イワベンケイ」

ベンケイソウという植物があります。弁慶とは強そうな名前です。
それもそのはず、この草は切りとって干しておいてもしおれず、土
にさすとすぐについてしまうという。その仲間で高い山の岩場に生
えるのがイワベンケイ。岩の割れ目などにもへばりつくように群れ
て、淡い黄色い花を咲かせています。
・ベンケイソウ科イワベンケイ属の多年草。

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▼868号 「八ヶ岳・横岳が好きなツクモグサ」

日本の本州では、北アルプス白馬岳と八ヶ岳だけに生えているツク
モグサ。日本特産の高山植物だそうです。この花はオキナグサによ
く似ています。オキナグサは漢字で白頭翁。一字めの白は百に一つ
足らない「白」です。それならこの草も百に一つ足らない「九十九」
と名づけました。発見した城数馬の祖父の名も九十九といったとい
う。
・キンポウゲ科オキナグサ属の多年草。

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▼869号 「西丹沢・犬越路の伝説」

犬越路は丹沢の主稜縦走路と東海道自然歩道との十字路。峠名は、
武田信玄が犬の先導でここを越え、小田原北条を攻めたという話か
ら来ているという。しかし、イノシシの「猪越路」とか甲州の方言
が由来だとする説も。北麓には「天目山の戦い」にからんだ折花姫
の悲しい伝説が残っています。
・神奈川県足柄上郡山北町と同県相模原市(旧津久井郡津久井町)
の境。

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▼870号 「高山植物・タカネマンテマ」

「高山植物・ひょうきんなおちょぼ口タカネマンテマ」
南アルプスの北岳あたりで知られるタカネマンテマ。絶滅危惧種だ
という。長い茎の先に白い俵のような形の花。縦に緑がかったすじ
がはいっていて斜め下を向き、たくさんの花があちこち向いている
様はまるでひょうきん者が集まっているようです。
・ナデシコ科マンテマ属の多年草。

 

 

 

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