とよだ 時・山旅イラスト通信 【ひとり画展】(初期作品)

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▼このページの目次

831 高山植物・タカネマツムシソウ
832  大峰山・行者還岳
833 北ア雲ノ平・奥スイス庭園
834 高山植物「葉っぱが耳のウサギギク」
835 吾妻小富士の雪形
836 北ア・いままさに飛び立たんとす鷲羽岳
837 高山植物シャクナゲ(キバナシャクナゲ)
838 北ア・カールが天然記念物の薬師岳
839 丹沢・帽子が名前の蛭ヶ岳
840 南ア・名馬伝説の山甲斐駒ヶ岳

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▼831号 「高山植物・タカネマツムシソウ」

片思いの娘の魂を宿したという西欧伝説にあるマツムシソウ。その
高山にあるのがタカネマツムシソウ。標高2500m以上に生え、草
の丈は2、30センチと小さいが、花がひとまわり大きくあざやか
な青紫色で美しい。松虫草甲斐の白峰もいま眼覚む(水原秋櫻子)
・マツムシソウ科マツムシソウ属の越年草。

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▼832号 「大峰山・行者還岳」

大峰山には行者たちが祈る75ヶ所の霊場「七十五靡(なびき)」が
ある。行者還岳はそのうちの第58番目の靡き。南面は直立した大
岩峰で、東西から望んだ姿は鋭い三角形の絶壁になっている。大峰
山の中でも屈指の行場で、役ノ行者でも引き返したために山名もそ
れに由来しているという。
・奈良県天川村と北山村の境。

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▼833号 「北ア雲ノ平・奥スイス庭園」

雲ノ平は信州側の呼び方だというからちょっと驚く。コロナ無人観
測所のそばを通り、奥スイス庭園、苗代ノ原、詩ノ原、高天原峠を
通り高天原へのコース。お花畑の中、露岩と池塘の配置が美しい。
眼前の薬師岳が大きい。その見事さにしばらく立ち止まった。
・富山県富山市。

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▼834号 「高山植物・葉っぱが耳のウサギギク」

ウサギギクのひときわあざやかな黄色い花。一対の長い葉が、ウサ
ギの耳に似ているからという。別名のキングルマは花が車の形にな
っているところから、「金車」といった。花は外側に一列の雌性の
舌状花、内側に両性の筒状花が中心に集まる。
・キク科ウサギギク属の多年草。

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▼835号「吾妻小富士の雪形」

昔、干ばつの時雨乞いをしていると空を舞うトビが飼っているウ
サギをさらって飛び去った。行き先を見ると吾妻小富士に「ウサ
ギ」の雪形があらわれていた。家に帰るとなんと岩室から水が湧
き出している。早速田んぼに引いて種をまくことができた。お陰
で豊作、村は裕福になった。そこを兎田という。
・福島県福島市。

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▼836号 「北ア・いままさに飛び立たんとす鷲羽岳」

裏銀座を縦走。岩苔乗越を通り、ワリモ岳へ取りつく岩肌をへつ
る狭い道。眼前に一段とそびえる鷲羽岳がまるで大鷲が羽を広げ
たよう。いままさに羽ばたかんとす鷲羽岳。槍ヶ岳を右に見なが
ら、ねらいは燕岳か、有明山か。それとも中房温泉で一風呂とし
ゃれ込むつもりか。
・長野県大町市と富山市との境。

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▼837号 「高山植物シャクナゲ(キバナシャクナゲ)」

稜線のくぼみや岩かげなどにハイマツのように地面を覆って群落し
ているキバナシャクナゲ。この高山の過酷な環境の中でも、冬は雪
の下に閉ざされ夏は濃い霧に保護されて、シャクナゲにとってはす
み心地がよいらしく、低地で栽培しようとしても難しく開花などし
ないという。
・ツツジ科ツツジ屬の常緑低木。

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▼838号 「北ア・カールが天然記念物の薬師岳」

太陽の加減で1日に5回色が変わるといわれる薬師岳。東斜面に
は南から北へ南陵カール、中央カール、金作谷カール、そして北
カール(不明瞭)と、4つの大カールががならび、薬師岳の圏谷
群として、昭和27(1952)年、国の特別天然記念物に指定されて
いる。
・富山県富山市。

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▼839号 「丹沢・帽子が名前の蛭ヶ岳」

丹沢山塊最高峰の蛭ヶ岳。古書にも「毘盧嶽」とあり山名の由来
は毘盧舎那仏説が有力。蛭ヶ岳に雪が降ると、北東麓の相模原市
の津久井湖からは、5月ころまで白馬の雪形が見られるという。
地元では、雪形の出る場所をおごりょう(大ごりょう)と呼んで
いる。
・神奈川県山北町と相模原市の境。

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▼840号 「南ア・名馬伝説の山甲斐駒ヶ岳」

甲斐駒ヶ岳の名は山麓が名馬の産地なのでついた名前。肩に銀の翼
が生えた白馬・天津速駒(あまつはやこま)が山中にいたという伝
説から、聖徳太子の黒駒が空を飛び、ここに降りたという伝説から。
山容が駿馬の駆ける形に見えるからなどの説などがあるそうです。
・山梨県北杜市と長野県伊那市との境。

 

 

 

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