とよだ 時・山旅イラスト通信 【ひとり画展】(初期作品)

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▼このページの目次

741 山の植物・登山道で目につくサルノコシカケ
742 春を待つ山の植物
743 富士山頂の火口はふたつある
744 木曽御嶽黒沢口の女人禁制のわけ
745 尾瀬と竜宮
746 山の植物・ヤブツバキはヤマツバキ
747 東北・早池峰山の安倍ヶ城
748 北ア徳本峠島々谷と三木秀綱奥方碑
749 小辺路野迫川・竜神スカイラインのフキノトウ
750 奈良・大峰山の鬼たち

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▼741号 「山の植物・登山道で目につくサルノコシカケ」

大木の幹に生えているサルノコシカケ。かつてガンを治す成分があ
るというので、ブームになったこともあった。しかし、なかにはガ
ンを促進するものもあるというから要注意。これが生えはじめると
木が腐り、材木としては価値がなくなるという。それにしても一度、
猿が腰をかけているのを見たいものだ。

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▼742号 「春を待つ山の植物」

山の植物にとっても待ち遠しい春。冬芽で、ロゼット葉で、地下茎
で、春の準備をしています。冬芽を毛皮を着たように、やわらかい
毛で守っているコブシの仲間。ねばねばしたヤニのような粘着液を
芽の表面や鱗片のすき間につけているトチノキの冬芽。それぞれが
ジッと冬に耐えています。

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▼743号 「富士山頂の火口はふたつある」

平安時代の「富士山記」には、富士山頂上の火口には神池があると
しながら、また煙火が見えると、矛盾したことが書かれています。
これは火口がふたつあることを示しているという。それは古い水の
貯まった小内院と新しい噴煙をあげる大内院。この神池が「このし
ろ池」だという説もあります。

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▼744号 「木曽御嶽黒沢口の女人禁制のわけ」

御嶽山の女人禁制理由の伝説。弟の遺跡をとむらおうと御嶽に登っ
てきた姉の利生御前が七合目で腹痛で病死。そのためここから上は
女人禁制だという。しかし困ったことに八合目には女人堂がある。
ひょんなことからあるホームページに女人堂は遊郭だったとあるの
を見つけた。ホントカイナ。
・長野県木曽町

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▼745号「尾瀬と竜宮」

尾瀬ヶ原竜宮十字路の近くに「竜宮」というところがある。竜宮小
屋がある竜宮十字路の近くにある伏流水のこと。大正時代ダムを造
ろうと測量していた時見つけ、穴が竜宮城まで続いているに違いな
いと名づけたという。地中から昔使ったらしい古い椀が出てきて評
判になった。
・群馬県片品村

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▼746号 「山の植物・ヤブツバキはヤマツバキ」

ハイキングでツバキの花が目につきます。ヤブツバキはヤマツバキ。
他のツバキ類の総元締め。その昔、800歳まで生きたという八百比
丘尼がツバキの枝を持って全国行脚。各地に広めたため、秋田県男
鹿市能登山や青森県平内町椿山野生地があるのだという。
・ツバキ科ツバキ属の常緑高木

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▼747号 「東北・早池峰山の安倍ヶ城」

早池峰山東方のあたかも砦のように巨岩が屹立した場所には「安倍
ヶ城」という城があるという。前九年の役で活躍した安倍貞任の隠
れ家だったと伝え、風が吹くと城門を開ける音が聞こえるという。
柳田国男の「遠野物語」にも「今でも安倍貞任の母住めりと言い伝
う」とある。

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▼748号 「北ア徳本峠島々谷と三木秀綱奥方碑」

穂高連峰の展望台徳本峠に至る島々谷道はかつて、上高地に入る本
道。飛騨松倉城主三木秀綱の奥方の悲話が残る。「をとめ子の心さ
びしも清き瀬に 身はながれつつ人恋ひにけむ 釈迢空」。釈迢空
は民俗学者・折口信夫のペンネーム。
・長野県松本市

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▼749号 「小辺路野迫川・竜神スカイラインのフキノトウ」

道ばたで山菜に会うのも楽しみのひとつ。熊野古道の小辺路。高野
山から横道にそれ、ろくろ峠、薄峠をへて山道に入るとフキノトウ
が目につき、辛子みそをつけて生で食べました。とくに竜神スカイ
ラインでは当たり前のように生えており、思い存分野趣を堪能しま
した。
・キク科フキ属の多年草

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▼750号 「奈良・大峰山の鬼たち」

役ノ行者には必ず鬼が2匹ついています。前鬼後鬼といい夫婦鬼と
も伝えています。夫鬼が酒を飲み赤い目をして歌うのを、女房鬼が
黄色い口を開けて笑っている姿をあらわしているのだといいます。
奈良県吉野から熊野本宮までの大峰山ではふつうに見られます。

 

 

 

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