とよだ 時・山旅イラスト通信 【ひとり画展】(初期作品)

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▼このページの目次

671 丹沢表尾根三ノ塔・ヒメハナワラビ
672 不思議な富士山出現伝説
673 白山・南竜ヶ馬場のハクサンオオバコ
674 埼玉県秩父・武甲山の酒好き神
675 山の植物・蟻も怖がるアリドオシ
676 南ア・赤石岳の大聖寺平
677 北陸白山・別山からの富士山
678 山の花・爺婆遊びシュンラン
679 東京・奥多摩のオオカミ伝説
680 北ア奥穂高岳・物草太郎の祠

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▼671号 「丹沢表尾根三ノ塔・ヒメハナワラビ」

ちょっとめずらしい小さい(ヒメ)花の形のワラビ(胞子葉)のヒ
メハナワラビ。葉柄が途中から扇形の栄養葉と花のような丸いもの
がつく胞子葉に分かれます。・神奈川県秦野市。小田急秦野駅から
バス、ヤビツ峠から歩いて2:40分で三ノ塔
・ハナヤスリ科ヒメハナワラビ属の夏緑性シダ

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▼672号 「不思議な富士山出現伝説」

孝霊天皇5年、琵琶湖の所がへこみ、その土で富士山が湧き出たと
いう説があります。江戸時代「孝霊五年あれをみろ、あれをみろ」
という川柳が北斎の版画にもなっています。当時は学者までが本当
と思いこみ、山が荒れると琵琶湖の土地名「近江、近江」といって
おまじないをしたそうです。

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▼673号 「白山・南竜ヶ馬場のハクサンオオバコ」

別山から尾根づたいに北上、南竜山荘は谷を隔ててはるか彼方。油
坂をやっとの思いで下り、登り返してたどりついた湿原。ハクサン
オオバコは木道下で迎えてくれた。まぶしい太陽に汗を拭き拭きテ
ント場へ一目散。ザックを投げ出し大きく背伸び。テントを張って
お茶を飲み安息のひととき…。
・石川県白山市

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▼674号 「埼玉県秩父・武甲山の酒好き神」

武甲山は遠くから目立ち昔から神秘な伝承に包まれている。ここに
は酒好きの神が住み、ざるにいっぱいの酒を買いにふもとの酒屋に
よくあらわれたという。酒屋のオヤジが酒をついでみるとアラ不思
議、一滴ももれずにざるのなかに溜まっていく。代金を払うと老人
は武甲山に帰っていった。
・埼玉県秩父市と横瀬町との境

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▼675号「山の植物・蟻も怖がるアリドオシ」


アリドオシは漢字で蟻通し。いかにも蟻をも通すような鋭い細い針
をもっている植物。このアリドオシを「有り通し」と縁起をかつぎ、
やはり赤い実のなる1両(アカモノ)から万両(マンリョウ)まで
を一緒に寄せ植えして「年中お金が有り通し」といってと楽しむ。
・アカネ科アリドオシ属の常緑小低木

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▼676号 「南ア・赤石岳の大聖寺平」

赤石岳南麓には高貴な方の伝承が多い。南朝の宗良親王は伊那の奥
地に幽居したという。また赤石岳北方の大聖寺平は良月親王を埋葬
した場所とも伝えている。一説には親王の御守刀の大小(刀)を埋
めたから大小寺平であるという人もあるという。そういえば大聖寺
平は大小寺平とも書くという。
・静岡県静岡市と長野県大鹿村との境

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▼677号 「北陸白山・別山からの富士山」

白山連峰のひとつ別山からは、遠く富士山が望めます。別山の名は、
別の国の山富士山が見えるという意味だとか。もと白山の主峰御前
峰にいた地主神が白山権現に譲ってこちらに鎮まっているという説
話もあります。
・石川県白峰村と岐阜県白川村と荘川村との境

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▼678号 「山の花・爺婆遊びシュンラン」

林の下などに生え、春早く咲くラン科の植物で、地味な花ですが線
状にのびた葉とつり合いが美しく可愛いい。一名ホクロというのは
花弁にあるはん点が、顔のほくろに似ているところから。方言では
ジジババというおもしろい名前がつけられています。
・ラン科シュンラン属の多年草

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▼679号 「東京・奥多摩のオオカミ伝説」

かつて山深かった奥多摩地方にはさまざまなオオカミ伝説が残って
います。御岳神社の神使がフンをした話。百発百中の名人猟師は、
実はオオカミの乳で育ったとか、オオカミが谷に落とした鹿を拾う
ことを「オオカミ落とし」といい、思わぬ獲物を得た話など興味あ
る話ばかりです。

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▼680号 「北ア奥穂高岳・物草太郎の祠」

奥穂高岳山頂の祠は綿津見命とその子・穂高見命をまつっている。
しかしちまたではもっぱら物くさ太郎だとしている。「御伽草子」
の物くさ太郎は120歳まで生き、死後「おたがの明神」となったと
している。おたがの明神は穂高の明神として通っています。
・長野県安曇村と岐阜県上宝村との境。

 

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