とよだ 時・山旅イラスト通信 【ひとり画展】(初期作品)

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▼このページの目次

611 山の花・カタクリ
612 奈良・高天彦神社と土蜘蛛伝説
613 山梨県・茅ヶ岳饅頭峠のマンジュウ
614 南ア・間ノ岳の鬼面雪形
615 西丹沢・三神峠縛られ石仏
616 南ア・甲斐駒山頂祠のいわれ
617 南房総・花嫁街道のナルコユリ
618 群馬県・上州武尊山のトサカ岩
619 山梨県・大菩薩石丸峠名の由来の石神
620 中ア・木曽御嶽とコマクサ

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▼611号 「山の花・カタクリ」

早春に芽を出し紅色の可憐で美しい花を咲かせるカタクリ。漢字で
は片栗。クリの子葉の一片に似ているからだという。花びらの中は、
つけ根に濃い紫色のWの文字が見え、日中はそり返って咲き夕方閉
じる。寿命が短く春芽吹いて花をつけ地上で生きるのはたった2ヶ
月だという。
・ユリ科カタクリ属の多年草

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▼612号 「奈良・高天彦神社と土蜘蛛伝説」

ここも神話の高天原伝承地。昔、ここに土蜘蛛が住んでいたという。
土蜘蛛は鬼と同じように、古代、朝廷に従属しない先住の人々をよ
ぶ蔑視語。伝説では矢で射殺され、蜘蛛塚に埋められたという。蜘
蛛窟は杉林の中、径2m位の場所がコンクリートで固められ石碑も
建っている。
・奈良県御所市

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▼613号 「山梨県・茅ヶ岳饅頭峠のマンジュウ」

「日本百名山」深田久弥の終焉地として有名な茅ヶ岳は、中腹に終
焉の碑、南麓に記念公園もあります。近くの饅頭峠は、珍しいマン
ジュウ石の出るところ。マンジュウのような茶色い石を割ると中か
らアンコのような黒い部分があらわれる。
・山梨県韮崎市と甲斐市、北杜市との境

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▼614号 「南ア・間ノ岳の鬼面雪形」

「山の紋章・雪形」によれば、間ノ岳の長野県に向いた側に鬼の顔
の雪形が出るという。長野県宮田村から見ると前山が落ち込んで切
れたあたりに見えるという。望めるのはここだけで、雪形は鬼の面
といっても親しみを感じる柔和な表情だと、同書著者の田淵行男氏
は好意的だ。
・山梨県早川町と芦安村、静岡市との境

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▼615号「西丹沢・三神峠縛られ石仏」

丹沢湖畔神縄トンネルの三神峠には3体の神像が鎮座。左側のもの
は2体道祖神で、まん中の像は1体の神像。右側の前が割れて小さ
くなってしまっている神像が大道祖神と呼ばれるイボ取りに効験あ
る道祖神だという。願をかけるには神像を荒縄でしばりあげ、イボ
がとれるとほどくという。
・神奈川県山北町

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▼616号 「南ア・甲斐駒山頂祠のいわれ」

甲斐駒山頂には立派な祠があり山麓・2個所の駒ヶ岳神社の奥宮に
なっている。日本神話で出雲の国譲りの時、建御雷神に追われた建
御名方神が諏訪湖まで逃げてきて、甲斐駒ヶ岳を見てただ感動。の
ち、諏訪湖の神になり、あの崇高な山に、父親神である大己貴命を
祭ったのがはじまりという。
・山梨県北杜市伊那市との境

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▼617号 「南房総・花嫁街道のナルコユリ」

海と花と山のハイキングコース「花嫁街道」。シイの大木が岩を抱
え込む経文石を過ぎるあたりから目立つナルコユリ。スズメを追う
鳴子のように花が各葉腋からつり下げて咲くところからついた名前
だそうな。ひと房の花を数えたら6〜7個。どの図鑑の数よりも多
かった。
・千葉県南房総市

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▼618号 「群馬県・上州武尊山のトサカ岩」

沖武尊にある御嶽山大神の石碑は、ここを開いた木曽の「御嶽教」
の教祖普寛行者にちなんでいる。沖武尊南東にある剣ヶ峰には普寛
行者の霊神碑も祀られている。これは修行を積んだ行者が亡くなっ
た後、霊神を名のり碑を建てる「御嶽講」独特のものという。
・群馬県片品村と川場村との境

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▼619号 「山梨県・大菩薩石丸峠名の由来の石神」

中里介山の小説で有名な大菩薩峠の南方にある石丸峠。その名は
峠からに降りる途中にある石神・石魔羅さまに由来しているという。
古くは子授け・安産祈願の石だったが明治の改革の淫祠邪教の禁に
触れて撤去されたとという。
・山梨県甲州市塩山(旧同県塩山市)

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▼620号 「中ア・木曽御嶽とコマクサ」

昔、御嶽山で登山中の行者が激しい腹痛に襲われた。行者が一心
に「般若経」を唱えているとライチョウがあらわれ、コマクサの
所に案内された。行者が花を口にしたとたん腹痛がやんでいた。
こうして霊薬「お百草」は白衣の行者たちによって知られていっ
た。
・ケシ科コマクサ属の多年草

 

 

 

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