とよだ 時・山旅イラスト通信 【ひとり画展】(初期作品)

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▼このページの目次

591 北ア・常念岳登山口炎天下の烏川林道
592 八ヶ岳・阿弥陀岳御小屋尾根の清水
593 尾瀬周辺・平ヶ岳台倉山のテント
594 北ア・槍ヶ岳西鎌尾根の北鎌尾根
595 丹沢・尊仏の土平の野宿
596 富士山・火の神のヤキモチ
597 奈良・二上山嶽の権現さん
598 紀伊・大和葛城山の婿洗い池
599 富士山が一番遠くから見える山
600 北ア・蝶ヶ岳雪形の蝶に乗った初夢

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▼591号 「北ア・常念岳登山口炎天下の烏川林道

蝶ヶ岳と常念の登山口三ツ股は烏川林道の終点。真夏の炎天下林道
を歩いて下山した。途中タクシーに追い抜かれる。山小屋から呼ん
だらしい。冷房のなかで居眠りしている登山者。あのまま駅に横付
けし特急で帰宅するのか。山の余韻に浸る暇もない。
・長野県松本市と安曇野市との境

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▼592号 「八ヶ岳・阿弥陀岳御小屋尾根の清水」

赤岳西方の阿弥陀岳から東へのびる御小屋尾根。阿弥陀岳から1時
間下ったところにある不動清水。水場への細道をカモシカが通せん
ぼ。お前がどけろ、そっちこそと、しばらくにらみ合った。そのう
ちピッと声を出し、崖下に姿を消した
・長野県茅野市と原村との境

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▼593号 「尾瀬周辺・平ヶ岳台倉山のテント」

平ヶ岳は、さる皇族登山のため造った林道が裏側から山頂付近まで
のびていて、林道入り口は進入禁止になっているという。その夜平
ヶ岳は一晩中雷で、燧ヶ岳上空から尾瀬に次々に落雷していた。翌
日ばウソのような晴天。バスや奥只見湖の船の時間を気にしながら
下山道を急いだ。
・群馬県みなかみ町と新潟県魚沼市との境

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▼594号 「北ア・西鎌からの北鎌尾根」

槍ヶ岳を中心に東西南北に派生する鎌の刃のような尾根。南鎌尾根、
西鎌尾根は長野県と岐阜県の県境になっていますが、面白いことに
県境は槍ヶ岳の肩を通っているので槍ヶ岳自体は長野県のもの。西
鎌尾根側から見る槍ヶ岳は、小槍を経て北にゴツゴツの北鎌尾根が
のびています。
・長野県大町市、松本市と岐阜県高山市との境(ただし山頂は長野
県)

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▼595号「丹沢・尊仏の土平の野宿」

塔ノ岳の西方に「尊仏の土平」という所がある。昔、尊仏さんのお
祭りには、ここを通り尊仏岩に登っていったという。ある秋、この
広い河原で野宿の訓練をした。夕方にどしゃ降りだった天気もみる
みる満天の星空になり二十一夜の月が輝き出した。ヘッドランプの
いらない河原を歩きまわった。
・神奈川県山北町

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▼596号 「富士山・火の神のヤキモチ」

女神・木花開耶姫を守るため、大祖神は麓に大湖を造り竜神を住ま
わせた。姫はたくましいこの男神に心ときめき、男神も麗しい姫に
惹かれていった。2神の仲は日毎に親密度を増した。この山を司る
荒ぶる火の神もまた開耶姫に憧れていた。2神を見る火の神の心は
穏やかではなかった。

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▼597号 「奈良・二上山嶽の権現さん」

奈良・大阪境の二上山は二神山の意味で雄岳雌岳がならぶ双子山。
このうち雄岳の山頂だけは奈良県に属しています。山頂には二上神
社が祭られていて、地元の人は「嶽の権現さん」と呼びます。この
山は水神の性格の山だとか。干ばつの雨乞いには提灯と幟を持って
登るという。
・奈良県葛城市と大阪府太子町との境

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▼598号 「紀伊・大和葛城山の婿洗い池」

役ノ行者の修行場所として有名な葛城山系。奈良県と大阪府の境に
連なってそびえています。ここ大和葛城山はツツジの名所で山頂付
近までケーブルもあり、手軽に登れ、市民の憩いの場になっていま
す。その山頂肩の道沿いに婿洗いの池というのがあります。
・奈良県御所市(ごせし)と大阪府千早赤阪村との境(大和葛城山)

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▼599号 「富士山が一番遠くから見える山」

正月風景に欠かせない富士山。やはり日本一の山だからでしょうか。
ところでこの富士山を一番遠くから見る山はどこか。よく論争にな
り、実験したりします。北は福島県の日山だという人がいます。あ
るテレビ番組で実験したことがありましたが、眺望は天候に左右さ
れはっきりしませんでした。

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▼600号 「北ア・蝶ヶ岳雪形の蝶に乗った初夢」

常念山脈の蝶ヶ岳はゆったりとくつろげる山。その名はチョウの雪
形が出ることからきている。雪形は山荘から南へ600mほどのとこ
ろで夏はお花畑が満開になるあたり。この蝶は約250mの大きさ。
チョウの胴体にあたる部分の雪が消えると昔は苗代の種まきをした
という。
・長野県松本市と安曇野市の境

 

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