とよだ 時・山旅イラスト通信 【ひとり画展】(初期作品)

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▼このページの目次

491 近 畿・伊吹山飛行上人天狗
492 房総・おせんころがし
493 北 信・乙妻山のハイマツ
494 秩 父・両神山の刀利天狗
495 北 ア・室堂の天狗集会
496 房 総・寂光山の笠石
497 奥秩父・乾徳山の山名由来
498 大峰山・役ノ行者開山の山々
499 南 ア・聖岳の最南記録
500 富士山・開耶姫とかぐや姫

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▼491号 「近畿・伊吹山飛行上人天狗」

伊吹山には三朱沙門飛行上人という天狗が住んでいたという。体重
がわずかに三朱(一朱は一匁の四分の一)。身が軽く山河を飛び越
えたので飛行上人と呼ばれた。ある時、重い病気にかかった皇后の
ため、空を飛び琵琶湖をひとまたぎして御所の庭に降り立ち祈祷、
皇后の病気を治したという。
・滋賀県米原市と岐阜県揖斐川町の境

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▼492号 「房総・おせんころがし」

外房海岸の「おせんころがし」。強欲な領主に領民は苦しんでいた。
領主の娘「お仙」はやさしく、領民の味方で、したわれ頼りにされ
ていた。領民は秋祭りの夜、領主を断崖から突き落とした。しかし
落ちたのは父親の衣装をまとって父親の身代わりになったお仙だっ
た。
・千葉県勝浦市と鴨川市との境

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▼493号 「北信・乙妻山のハイマツ」

乙妻山の奥の本当の高妻山は標高2044mのピークだと古書にある。
五地蔵から奥の峰のハイマツは五葉の松で葉が短く、蔓のように絡
まり合っている。このハイマツの葉は難産や歯痛などによく効くと
古書にある。昔は登山者がこの葉をよく持ち帰っていたという。
・長野市と新潟県妙高市との境

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▼494号 「秩父・両神山の刀利天狗」

両神山は江戸時代は木曽の御嶽教の行者で賑わった山。行者の唱え
る唱文のなかに御嶽山と同じ天狗の名が出てくる。一位ガタワ方面
にある刀利天坊天狗の像は、木曽御嶽山飛騨頂上にある刀利天像と
姿形がよく似ている。
・埼玉県小鹿野町と埼玉県秩父市との境

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▼495号「北ア・室堂の天狗集会」

江戸時代の『甲子夜話』に、立山にある大きな洞くつで僧や山伏た
ちが「権現」呼ぶ天狗を中心に宴会、笙、ひちりきに合わせて舞い
をはじめたという話が載っている。洞窟は室堂近くの天狗平にあり、
権現坊は首領縄乗坊の配下の、それも上の位の天狗だろうと研究者
はみている。
・富山県立山町

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▼496号 「房総・寂光山の笠石」

房総丘陵に笠のような岩が台座の岩盤に乗っている笠石がある。台
座の先は数十mの断崖。笠の岩は南北約3.5mくらい、東西約2m
の楕円形で、重さは3から4トン位。笠と台座は同質ですがその間
に岩質の違う石がはさまっています。「古代の石像遺跡か」「宇宙人
の仕業か」。
・千葉県君津市

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▼497号 「奥秩父・乾徳山の山名由来」

乾徳山はかつて南北朝時代の禅僧夢窓国師が一夏面壁し座禅を組ん
だところ。修行後恵林寺を創建したが、修行した山が寺の乾(いぬ
い・北西)の方向にあり、また山が徳和地区内にあるため「乾」と
「徳」の字をとり、山名を乾徳山と名づけたのという。
・山梨県山梨市

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▼498号 「大峰山・役ノ行者開山の山々」

修験道の祖・役ノ行者小角が開山の山は各地にやたらに多い。羽黒
山、月山、湯殿山、金峰・鳥海山などその数全国で80座とも90座と
もいわる。しかし山といっても名刹の山号もあるため、どこまで山
の数に入れたらいいのか迷うのが難点。行者おん歳、67までの間だ
という。

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▼499号 「南ア・聖岳の最南記録」

日本最南端の3千m級の山。かつて南アルプス3千m峰のなかでも
最も登山者の少ない山。奧聖岳の東南にある小規模のカールは、南
アルプスとしては最南端のもの。聖岳は3つもの記録を持っていま
す。
・長野県飯田市と静岡県静岡市との境

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▼500号 「富士山・開耶姫とかぐや姫」

ちやほやされる自分に満足していることにむなしさを感じ、た木花
開耶姫。また帝に后になって欲しいとの願いを断ったかぐや姫。二
人とも富士山頂から天に昇っていったという。この伝説は「富士山
縁起」、「神道集」、「本朝神社考」などの古書に記載されている。

 

初期作品・ひとり画展目次
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