とよだ 時・山旅イラスト通信 【ひとり画展】(初期作品)

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▼このページの目次

481 上  越・ 平ヶ岳のタマゴ石
482 奈  良・ 大和葛城山・くじらの滝
483 長  野・ 修那羅峠の女性天狗
484 奥多摩・ 将門の愛姫御幸姫
485 房  総・ 鹿野山・高殿の大太王子
486 西丹沢・ 畦ヶ丸の登頂争い
487 南  ア・ 赤石岳と宗長親王
488 縁起の植物・ 両づくし
489 北  ア・ 五竜岳とアリオス星
490 丹  沢・ 天社神の石碑

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▼481号 「上越・平ヶ岳のタマゴ石」

平ヶ岳の名物玉子石。「玉子石と土台の岩はひと続きの花崗岩で風
化で上の部分の芯が丸く残ったもの」と説明板にある。一晩中雷で、
雷鳴がおなかに響く。もしかして玉子石に落雷し、怪獣の子でも生
まれないかと心配をしだすのは人気のない大自然の中だからかも。
・新潟県湯之谷村と群馬県水上町との境

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▼482号 「奈良・大和葛城山・くじらの滝」

大和葛城山への登山道に「くじらの滝」がある。昔、弘法大師がこ
の地を訪れたとき、この滝が天竺のクジラの滝にあまりによく似て
いるので「供尸羅・クジラ」と名づけたという。そばにはお籠もり
堂があっていまでも修行している人がいる。
・奈良県御所市

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▼483号 「長野・修那羅峠の女性天狗」

修那羅峠の石仏群の中にこれはめずらしい女性の天狗像がある。し
かも天狗の狗が「佝」と人偏になっている。女性天狗というのは天
狗の種類、階級などどこにも出てこない天狗。石工の案か注文者の
指示か、不思議な天狗として、研究家も首をひねっている。
・長野県筑北村と青木村との境

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▼484号 「奥多摩・将門の愛姫御幸姫」

奥多摩棚沢集落の将門神社は、将門の子の将軍太郎良門が建立。亡
父の遺影を刻んで奉納して将門宮と呼んだという。将門の愛姫・御
幸姫観音像も建てられており、いまでも奥多摩町の民家では将門の
愛姫・御幸姫のお札を戸口に貼っているのを見かけます。
・東京都奥多摩町

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▼485号「房総・鹿野山・高殿の大太王子」

家々を焼きながら浜づたいに進む大和国の軍勢。見ると丘陵の上に
雲を突くような大男が太陽を背に立っている。ざわめきたつ軍に雨
のように降り注ぐ矢。さすがの大和軍もほうほうの体で後退した。
それは大太の作った巨大なわら人形だった。
・千葉県君津市

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▼486号 「西丹沢・畦ヶ丸の登頂争い」

かつては丹沢の秘峰だった畦ヶ丸。登山者として初登頂は横浜山岳
会の田杭安太郎と関東岳愛会の釜井盛四郎。大正13年、2人は別
々に山頂をへ。釜井がやっと登った山頂で一枚の紙片を見つけた。
それは30分前、下山したと書かれた田杭安太郎のメモだった。
・神奈川県山北町

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▼487号 「南ア・赤石岳と宗長親王」

赤石岳の北側の「大聖寺平」は南北朝時代、西麓大河原に籠居して
いた宗良親王の故事による「大小寺平」ちなむという。親王は、後
醍醐天皇の皇子。南北朝廷の争いで大河原に幽居。しばしば赤石岳
の山頂に登り、足利氏調伏を祈ったという。
・静岡県静岡市と長野県大鹿村との境

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▼488号 「縁起の植物・両づくし」

赤い実をつけた草や小低木。アカモノ(別名一両)。ヤブコウジ(十
両)。カラタチバナ(百両)。センリョウ(千両)、マンリョウ(万
両)。これらを赤い実がなるアリドオシといっしょに寄せ植え。そ
して「一両、十両、百両、千両、万両、年中お金が有りどおし(ア
リドオシ)」といって縁起をかついで楽しむ。

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▼489号 「北ア・五竜岳とアリオス星」

北アルプスの後立山連峰。北は白馬岳からの稜線は、まるで北斗七
星のひしゃくを逆にしたような形。そのアリオス星にあたるのが五
竜岳。7月、五竜小屋は大風雨。3日目の夕方、突然ウソのように
雲が切れ剱岳方面の雲海に沈む夕日に歓声があがった。
・長野県大町市と富山県宇奈月町との境

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▼490号 「丹沢・天社神の石碑」

丹沢山麓でよく見かける天社神。これは吉日の社日と、同じく吉日
の天赦をくっつけて「天社神」という神さまにしたらしい。だから
天社神は「吉吉神」。丹沢ヤビツ峠の登山口小蓑毛集落鹿島神社境
内には「吉吉神」の天社神と疫病神が一緒にまつられている。さす
が神様同士はお互い心が広い。
・神奈川県秦野市

 

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