とよだ 時・山旅イラスト通信 【ひとり画展】(初期作品)

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▼このページの目次

471 北   ア・ 鷲羽岳の鷲羽池
472 山の変な葉・ エゴノネコアシ
473 中   ア・ 南駒ヶ岳の五人坊主
474 尾  瀬・ 以仁王伝説
475 落ちこぼれ仙人・竿打ち仙人
476 北  ア・ 白馬大雪渓
477 北  ア・ 蓮華岳のコマクサ
478 富士山周辺・ 山と月と湖と
479 北  ア・ 後立山連峰の謙虚なクマ
480 南アの展望台・ 勘行峰

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▼471号 「北ア・鷲羽岳の鷲羽池」

北アルプス黒部の源流の鷲羽岳。その南東中腹にある鷲羽池は、
標高2740mの小さな池。紺青色をした水面はまさに竜でもすみそ
うな感じです。ふもとの人々はこの池を畏敬し、その山上にある
鷲羽岳を「竜池ヶ岳」と呼んだという。
・長野県大町市と富山県富山市との境

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▼472号 「山の変な葉・エゴノネコアシ」

初夏のころ、白い花が枝いっぱいに咲かせるエゴノキ。果実は石
鹸、魚毒と使われた。そのエゴノキの枝先に灰白色の虫こぶがで
き、エゴノネコアシと呼ばれる。これはエゴノネコアシアブラム
シという虫が寄生したもの。毒性があるので要注意。
・エゴノキ科エゴノキ属の落葉高木

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▼473号 「中ア・南駒ヶ岳の五人坊主」

南駒ヶ岳は駒ヶ岳(木曽駒ヶ岳)の南にある山。ここのカールの
上の稜線近くに「五人坊主」とよばれる変わった雪形が現れます。
南へ下ると奇っ怪な岩峰がならぶ仙涯嶺。ガスもあがり、道ばた
にガンコウランの実が熟しています。甘酸っぱい実を口いっぱい
にほおばりました。
・長野県飯島町と大桑村との境

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▼474号 「尾瀬・以仁王伝説」

源平治承の乱で敗死した以仁王は実はにせ者で、本物は尾瀬沼を
通って桧枝岐に入ったという。そのとき、お供をしていた尾瀬中
納言源頼実なる人物が、旅の疲れで他界。そのなきがらを葬った
のでここを尾瀬沼と呼ぶようになったという。
・群馬県片品村と福島県桧枝岐村、新潟県魚沼市の境。

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▼475号「落ちこぼれ仙人・竿打ち仙人」

大和の国出身の「竿打ち仙人」は2〜3mの所をヒョロヒョロ飛
べるていどの落ちこぼれ仙人。悪ガキ共がトンボやチウと同じよ
うに、竿をもって仙人を追い回したという。しかし、いつしかい
なくなり「その終(は)つる所を知らざりけり」と古書『本朝神
仙伝』にある。

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▼476号 「北ア・白馬大雪渓」

明治時代、白馬岳の大雪渓で銅の鉱脈が発見され採掘が行われた。
戦後採掘話が再浮上したが、「観光価値を損なう」として地元は強
く反対。結局同意が得られず中止。しかし試掘や発掘の登山道が整
備され、登山者から喜ばれたというから皮肉なもの。
・長野県白馬村

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▼477号 「北ア・蓮華岳のコマクサ」

蓮華岳山頂の砂礫の中に咲き乱れるコマクサは北アルプス一との評
判が高い。8月の後半、針ノ木峠から蓮華岳に向かう。山頂に近づ
くにつれ登山道わきの砂礫地に濃いピンク色が広がる。コマクサの
花、花、花のなか山頂の三角点をなでまわした。
・長野県大町市と富山県立山町との境

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▼478号 「富士山周辺・山と月と湖と」

石割山の石割神社は手力男命を祭る。ある年、十五夜の翌日も暦で
は望月で満月だった。神社下に幕営。夜中の山頂は天空に満月、富
士山のシルエットが浮かぶ。ゆっくりと山中湖が雲海に入り墨絵の
世界にとけ込む。ススキと野の花を前にしばらくは不動の姿勢だっ
た。
・山梨県山中湖村

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▼479号 「北ア・後立山連峰の謙虚なクマ」

五龍岳への縦走路、北尾根の頭あたりを登りきると突然ガサガサと
いう物音。稜線の下を黒部川に向かってハイマツのなかを逃げてい
く黒い動物。自分の住処に勝手に入ってくる人の気配にいち早く身
を隠すクマ。われわれも、少しは遠慮しながら歩かなければ。
・長野県大町市と富山県黒部市との境

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▼480号 「南アの展望台・勘行峰」

昔の南アルプスの登山道大日峠。いまは車がひっきりなしに走る車
道。名物の一丁ごとの石仏はとうにお引っ越し。勘行峰からの眺め
は井川湖の上に南アルプスの山また山の昔のまま。このままにして
おくには、なんとも何とももったいない。
・静岡県静岡市。

 

 

 

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