とよだ 時・山旅イラスト通信 【ひとり画展】(初期作品)

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▼このページの目次

451 東  北・ 早池峰山・盗人を助ける神
452 高山植物・ ウスユキソウと花嫁
453 丹  沢・ 護摩屋敷橋の名水
454 日光・男体山は家族持ち
455 高山植物・ ウサギギクと神さま
456 箱  根・ 記録に残る最乗寺の天狗
457 房 総・石射太郎山の餌付け小屋
458 高山植物・ クロユリと尼僧
459 山の花・ スハマソウ
460 奥多摩・ 豚とオオカミ

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▼451号 「東北/早池峰山・盗人を助ける神」

よその田んぼから種籾を盗んでまいた糯米。見つかりそうになっ
た男は早池峰神社に願をかけました。糯米は一晩の内にうるち米
になって何とかごまかせました。早池峰の女神は盗みを働いた者
にまでご加護してくださると、いよいよ信仰する人が多くなった
という。
・岩手県遠野市

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▼452号 「高山植物・ウスユキソウと花嫁」

晴れて嫁ぐことが決まった美しい娘。父は貧しくわが娘に持たせ
るものがなにもありません。せめてものはなむけに歌を歌って送
り出しました。すると綿雪のような花びらが娘に降りかかり白い
衣装に変わっていきました。そして娘はその衣装を着て嫁いでい
きました。その花はあの高山植物のウスユキソウでした。
・キク科ウスユキソウ属の多年草

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▼453号 「丹沢・護摩屋敷橋の名水」

ミネラルが豊富な丹沢の名水。ドライブの家族連れが水筒に水を
詰めています。飲食店主などもわざわざ水を汲みに来ています。
護摩屋敷跡は昔、八菅修験院の山伏たちが身を清め護摩を焚いて
修行をしたところだという。
・神奈川県秦野市

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▼454号 「日光・男体山は家族持ち」

日光男体山は家庭持ち。北東の女峰山の妻との間に2人の子ども
の愛子(まなこ)の意味の小真名子山、大真名子山がおり、ちょ
っと離れた北側にはすでに独立した長男・太郎山がもう1人の小
太郎山を従えている。ここの天狗・東光坊は徳川家康の化身だと
いう伝説もある。
・栃木県日光市

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▼455号「高山植物・ウサギギクと神さま」

ある時神さまが汚い姿をして森の動物たちの心を試しにやってき
ました。なにもあげるものがないウサギは自分の体をご馳走にし
て下さいと火の中に飛び込みました。神さまはウサギを抱き上げ
月の世界へ。そしてごほうびにウサギギクの葉のような長くてさ
とい耳をくれたということです。
・キク科ウサギギク属の多年草

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▼456号 「4箱根・記録に残る最乗寺の天狗」

最乗寺の道了尊天狗は、もと滋賀県大津の有名な三井寺の行者。
三井寺の古い記録には相模坊道了と記載。同じ相模出身の了庵慧
明禅師が、箱根に最乗寺を建てることを聞くと、にわかに天狗の
姿に変身、手伝いをすべく東に向かい飛び去ったという。
・神奈川県小田原市と箱根町との境

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▼457号 「房総・石射太郎山の餌付け小屋」

高宕山の展望台・石射太郎山。かつてハイカーに野猿の餌付けを
見せてくれていました。そのころひとりの山キチの女の子が餌付
け小屋に泊まったという。寝袋にもぐり込んだが夜中、野猿たち
の「運動会」。一晩中寝られなかったという。若かりし頃のわが家
のヤマノカミの武勇伝です。
・千葉県富津市と君津市の境

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▼458号 「高山植物・クロユリと尼僧」

昔、越後に兄妹が住んでいました。事情があって兄は出家し、妹
はお屋敷に預けられました。10数年後、妹を訪ね兄がお屋敷を訪
れました。しかし、妹もすでに兄を探しに旅立ったまま帰らない
という。呆然とした旅僧は近くの淵に身を投げてしまいました。
そして1年後、尼僧があらわれました。兄の事情を知った妹は同
じ淵に身を投げあとを追ったという。それからは命日が来ると、
淵のほとりには妖しく美しいクロユリが咲くようになったという
ことです。

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▼459号 「山の花・スハマソウ」

春、山道を歩いていると林の中で見つける可愛いスハマソウの花。
葉の形が祝い事の飾り台・島台(しまだい)の州浜(すはま)形
をしているのでその名があるという。口内炎などの薬草になりま
す。葉がもっと尖っているのが仲間のミスミソウです。

・キンポウゲ科ミスミソウ属の多年草

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▼460号 「奥多摩・豚とオオカミ」

オオカミは大神に通じ、口が大きく裂けたところから「大口の真
神」と敬って呼ばれ、信仰の対象になった。奥多摩周辺ではその
オオカミのこま犬です。それも豚のように太ったオオカミ。この
あたりは餌である鹿が多く、オオカミは育ちやすかったのかも。
・東京都奥多摩地方

 

 

 

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