とよだ 時・山旅イラスト通信 【ひとり画展】(初期作品)

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▼このページの目次

441 東北・鳥海山の手長足長
442 北ア・立山・ミクリガ池の主
443 丹沢・宮ヶ瀬・長者屋敷
444 高山植物・シナノキンバイとババサマ
445 丹沢・鍋割山と大団子小団子
446 奥多摩・石尾根・七ツ石神社
447 高山植物・ 駒とコマクサ
448 富士山・ 上に舞う天女
449 東京・高尾山のタコ杉
450 北八ツ・双子池とダイタホウシ

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▼441号 「東北・鳥海山の手長足長」

鳥海山には手長・足長という怪物がいて、ふもとの街道を通る旅
人をよく襲ったという。鳥海山の神は、3本足のカラスをつかわ
し、ウヤ(鬼がいるから注意の時)、ムヤ(留守で安全)と鳴かせ、
旅人に合図をさせました。平安時代初めになり、慈覚大師がやっ
てきて手長足長を退治したという伝説があります。
・山形県遊佐町

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▼442号 「北ア・立山・ミクリガ池の主」

立山・室堂にあるミクリガ池の伝説です。越前からきた小山法師
は、ミクリガ池を見て「なんだ。聞いていたよりずいぶんと小さ
いじゃないか」と小馬鹿にしたうえ、池に飛び込んで、抜き手を
切って三めぐり(三繰り・みくり)をして見せました。すると突
然、池の主があらわれ、法師を水の中に引き込み、そのまま浮か
んでこなかったという。そこで「ミクリガ池」の名がつきました。
・富山県立山町

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▼443号 「丹沢・宮ヶ瀬・長者屋敷」

中津川上流から流れてきたりっぱなお椀。不思議に思った宮ヶ瀬
村の若衆は、上流に隠れ住んでいた、南北朝期の新田義興の家臣
・矢口一族を見つけました。ある深、夜村人たちは鎌や鍬を振り
回して矢口一族を闇討ちしたという。その結果、一族はとうとう
全滅し、金銀財宝は奪われてしまったという。東丹沢長者屋敷に
残る伝説です。
・神奈川県清川村

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▼444号 「高山植物・シナノキンバイとババサマ」

大事そうに床の間に飾ってあった金の盃に、こっそり酒をつぎ、
キューッと一口飲んだババさま。酔って坂道で金の盃を落として
しまいました。杯はコロコロと転がっていきます。ババサマは「サ
カズキャトマレ サカズキャトマレ」叫びながら追いかけていきま
した。すると次々と金色の花(シナノキンバイ)が咲き出してい
ったということです。

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▼445号「丹沢・鍋割山と大団子小団子」

塔ノ岳の登山道、大倉尾根の「金冷シ」から西に分岐すると、大
丸や小丸などだんごのようなピークがならんでいます。鍋割山(な
べわりやま)は、まさに鍋の中に大小のダンゴを転がしたような
山。富士山の眺めもバツグンです。ここからの眺めを身ながらお
弁当を広げている人も多い。
・神奈川県秦野市山北町、松田町との境

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▼446号 「奥多摩・石尾根・七ツ石神社」

奥多摩石尾根・七ツ石山直下にある七ツ石神社は、七ツ石山の伝
説の平将門が祭られています。かつては、この神社の前や、山梨
県側の尾根道の途中で、賭博が開かれていたという。山梨県側尾
根道の開帳された場所はいまでも「堂所」の地名が残っています。
それにしては、場所がちょっと狭いような気がしますが??。
・東京都奥多摩町と山梨県丹波山村との境

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▼447号 「高山植物・お駒とコマクサ」

お駒という孝行娘が、母の病気を治すために木曽御嶽山へ祈願に
出かけました。その夜、お駒は不思議な花の夢を見ました。頂上
に登ると夢に見た花が咲いていました。お駒は、その花を摘んで、
母に花の汁を飲ませると病気が見る見る治ってしまったという。
村人はその話を聞き、いつしかその花を「お駒草」と呼ぶように
なったという。
・長野県王滝村と木曽町との境

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▼448号 「富士山・頂上に舞う天女」

富士山の伝説です。平安時代前期、富士山の上で2人の天女が舞
っている姿を目撃した人がいるという。「…山嶺の上一尺許(ばか
り)を離れて白衣の美女二人雙び舞へるあり…」と『富士山記』
という本にあります。875年(貞観17年)11月5日のことだったと
いう。柳田国男も「昔話と文学・竹取翁」のなかで触れています。
・山梨県と静岡県の境

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▼449号 「東京・高尾山のタコ杉」

その昔、高尾山薬王院の参道拡張の時、タコ杉の根が邪魔になり、
切り払うことになったという。翌朝、斧やのこぎりを持っていっ
て見ると、一晩のうちに根が山側に片寄っていました。驚いた人
々は、これは高尾山にすむ天狗の仕業に違いないと「天狗杉」と
も呼ぶようになったという。いまは高尾山の名所の1つになって
います。
・東京都八王子市

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▼450号 「北八 ・双子池とダイタホウシ」

大男ダイダラボッチが、八ヶ岳を八つに砕いたのを見て八ヶ岳の
妹蓼科山が泣き出しました。うるさいと怒った大男は蓼科山を諏
訪湖に放り込んでやると、持ち上げようとしたがあまり重いので
足が地面にめり込んでしまいました。そこに水が溜まって出来た
のが双子池だという伝説があります。
・長野県佐久穂町

 

 

 

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