とよだ 時・山旅イラスト通信 【ひとり画展】(初期作品)

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▼このページの目次

311 奈良・山上ヶ岳登山口洞川の鬼
312 丹沢・丹沢三峰御殿森のヤマオダマキ
313 西丹沢・畦ヶ丸のアセビ
314 奥武蔵・黒山三滝の役ノ行者
315 新潟・苗場山・雷清水のシラネアオイ
316 木曽御嶽山・飛騨頂上の天狗像
317 西丹沢・権現山のミツバツツジ
318 丹沢・三峰シロヤシオツツジのじゅうたん
319 奥多摩・小河内峠のフクロウ夫婦
320 新潟県・苗場山・フクベ平の野猿

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▼311号 「奈良・山上ヶ岳登山口洞川の鬼」

大峰山の麓の洞川集落は、この修験道の聖地で信仰登山の基地。集
落内にある竜泉寺は、山上ヶ岳への入峰者は必ず竜泉寺で水行し、
八大竜王に道中安全を祈るならわしだったという。境内のお堂の前
には等身大の前鬼(ぜんき)・後鬼(ごき)の青銅像が前面をにら
んでいる。
・奈良県天川村

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▼312号 「丹沢・丹沢三峰御殿森のヤマオダマキ」

丹沢三ツ峰・御殿森ノ頭は南北朝時代、南朝方の新田義興の家臣矢
口長者の妻(娘ともいう)の祠があるとところ。突然うしろでキャ
ーッという悲鳴。ヤマヒルにとりつかれた女性たちが地団駄踏んで
払いのけている。そばでオダマキのつぼみが風にゆれていた。
・神奈川県相模原市と清川村との境。

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▼313号 「西丹沢・畦ヶ丸のアセビ」

畦ヶ丸のあぜとはアセビのことだという。たしかに畦ヶ丸付近では
アセビの木をよく見かける。また丸は古代朝鮮語の山の意味だとも、
日本語の丸い山のことだともいわれている。かつては丹沢の秘峰と
いわれていたが、いまも比較的静かな山歩きが楽しめるところだ。
・神奈川県山北町

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▼314号 「奥武蔵・黒山三滝の役ノ行者」

黒山三滝には男滝・女滝と修験道の道場らしく天狗滝がある。天狗
滝裏山の太平山には栄円の墓と、役ノ行者の像が鎮座。前鬼、後鬼
を従えて、普通はこわい顔した行者もここの像はほほえんでいる。
この像が2006年12月25日に前鬼後鬼とともに壊されるという事件も
おきている。
・埼玉県越生町

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▼315号「新潟・苗場山・雷清水のシラネアオイ」

6月、上越新幹線・越後湯沢駅方面からスキー場を通り、最後のリ
フトを過ぎて3時間足らずで苗場山山頂。苗場山近くの雷清水の水
を汲んでいたら、遠くであがった歓声。そこはシラネアオイの花が
群生している。私たちも負けずに歓声をあげた。
・新潟県津南町、湯沢町と長野県栄村との境

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▼316号 「木曽御嶽山・飛騨頂上の天狗像」

9月、王滝口九合目避難小屋に一泊。剣ヶ峰からお鉢をめぐり、賽
ノ河原・摩利支天山へ登り、しばらく空を見ながら寝ころがります。
そして岐阜県側濁河温泉への降り口・飛騨頂上へ行ったとき五ノ池
小屋のうしろの岩で田の原三笠山刀利天坊天狗がにらみを利かせて
いるのを見つけました。
・長野県木曽町と岐阜県下呂市との境

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▼317号 「西丹沢・権現山のミツバツツジ」

ある年のゴールデンウィーク、新緑とツツジを愛でて西丹沢を徘徊
した。一軒家避難小屋で1泊し、畦ヶ丸から権現山をまわった。買
ったばかりの不安定な布ぐつ。権現山の満開のミツバツツジの紅紫
色の花の下、急坂の下りで膝を痛めた。
・神奈川県山北町

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▼318号 「丹沢・三峰シロヤシオツツジのじゅうたん」

丹沢三ツ峰は丹沢山から北東へ延びる尾根。6月、太礼ノ頭、エン
ザンギの頭、本間ノ頭を経て宮ヶ瀬へ下るこの尾根はまるで散った
花びらのじゅうたん。ガスでかすむ山道、前を行く人が妖精のよう
だった。
・神奈川県清川村と相模原市との境

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▼319号 奥多摩・小河内峠のフクロウ夫婦」

雪の月夜見山から車道を横切り、御前山へ向かう途中、小河内峠で
ビバーク。ここはかつて奥多摩町小河内地区と檜原村とつなぐ峠だ
った。ゆったり広めの峠道は落ち葉がじゅうたんになり気持ちがい
い。仲のよいフクロウ夫婦の鳴き声がいつまでも聞こえていた。
・東京都奥多摩町と檜原村との境

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▼320号 「新潟県・苗場山・フクベ平の野猿」

苗場山から続くフクベ平は気持ちのよい平坦地。登山道わきから逃
げ出す野猿。憩いの時間をジャマしたらしい。やがてついた赤湯の
源泉名は黄金の湯。後ろで家内が騒いでいる。草木の葉の奥にちょ
っぴり蛇の頭が見える。嫌なものにはよく目がいくものだ。
・新潟県湯沢町

 

 

 

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