とよだ 時・山旅イラスト通信 【ひとり画展】(初期作品)

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▼このページの目次

301 北  ア・ 裏銀座・野口五郎岳の芸名
302 大峰山・ 山上ヶ岳の役ノ行者像
303 奥武蔵・ 竹寺の牛頭天王像
304 道  志・ 都留二十六夜山の石碑
305 奥武蔵・ 子ノ権現の仁王さま
306 北  ア・ 常念岳の常念坊伝説
307 房  総・ 富山・里見八犬伝伏姫
308 奥武蔵・ 子ノ権現山麓飛村の柚
309 北  ア・ 槍ヶ岳の大男
310 奥武蔵・ 子ノ権現・小床静之神社

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▼301号 「301 北  ア・ 裏銀座・野口五郎岳の芸名」

大町市野口集落から望めるゴーロゴロの岩山・野口五郎岳。あの山
のように大きくなれと芸名にあやかった歌手もいる。谷をへだてて
赤牛岳の尾根が黒部湖に続く。カールの底の美しい五郎池。以前は
池のほとりでキャンプができたというからうらやましい。
・長野県大町市と富山県大山町との境

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▼302号 「302 大峰山・ 山上ヶ岳の役ノ行者像」

いまでも女人禁制の大峰山系の山上岳。さすが役ノ行者ゆかりのお
山、行者の像があちこちに建っている。4月、石像が雪で肩近くま
で埋もれている。その夜は洞川辻の無人茶屋の屋根を借りてテント。
崖に張り出したトイレは冷風に吹きさらされ一段と冷えた。
・奈良県天川村

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▼303号 「303 奥武蔵・竹寺の牛頭天王像」

ここ奥武蔵・竹寺は、明治の廃仏棄釈の破壊からも逃れることがで
きた所。戦前陸地測量部の地形図には神社かお寺か分からず、神社
の記号をつけてあるとか。本尊は牛頭天王。ここで出す「蘇民将来」
のお守りは疫病除けにご利益があるという。
・埼玉県飯能市

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▼304号 「304 道志・都留二十六夜山の石碑」

山梨県都留市の二十六夜山頂に建てられた二十六夜待の石碑。山麓
の法能集落の人たちが建てたものといい、蚕や作物の豊作、商売繁
盛を祈ったという。二十六夜の月といえばかなり細い月。そんな月
明かりを頼りに昔の人たちは、夜道の山をここまで登ってきたので
しょうか。
・山梨県都留市

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▼305号「305 奥武蔵・子ノ権現の仁王さま」

平安時代、子の聖(ひじり)が開いた子の権現。神仏混合のなごり
の黒門をはさんで鳥居と仁王さまが建っている。その勇壮な姿は、
邪悪なものを退治し仏法を護持しようとする意味があるとパンフに
ある。これは1936(昭和11)年花井探嶺という人が建てたものとい
う。
・埼玉県飯能市

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▼306号 「306 北ア・常念岳の常念坊伝説」

平安時代、八面大王魏石鬼の手下の常念坊がまゆみ岳に逃げ込んだ。
それからはふもとの酒屋に怪しい僧がやってきては5合の徳利に5
升くれという。つぐと不思議に入ってしまう。「あれは常念坊に違
いない」、人々はまゆみ岳を常念岳と呼ぶようになったという。
・長野県松本市と安曇野市との境

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▼307号 「307 房総・富山・里見八犬伝伏姫」

富山は滝沢馬琴の『南総里見八犬伝』の舞台としても有名で、鞍部
を西側に下ったところに「伏姫の籠穴」がある。洞くつの中には、
祠や石塔がならび異様な雰囲気が漂っている。ところで作者の馬琴
は、この山に来たことがないという。小説を見て誰かが洞くつを探
したのだろうか。
・千葉県南房総市

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▼308号 「308 奥武蔵・子ノ権現山麓飛村の柚」

日本一のワラジで有名な子ノ権現から竹寺に寄り、さらに吾野駅へ
向かうコースを歩いたときのこと。飛村でユズを収穫中のおばさん
に道をたずねました。大きく立派なユズに思わずほめたところ、「よ
かったら持っていきなよ」と幅の広い溝の向こうからいっぱい放っ
てくれました。
・埼玉県飯能市

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▼309号 「309 北ア・槍ヶ岳の大男」

常念岳から見ると槍ヶ岳からつづく稜線が大男の仰向けに寝ている
姿に見える。槍の穂先は高くとがった鼻。大喰岳が胸。ちゃんと左
手を持ち、中岳が出っ張っていてどうやら男性らしい。同じ山でも
見方を変えると、いろいろ面白い形が見えてくる。
・長野県大町市、松本市と岐阜県高山市の境

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▼310号 「310 奥武蔵・子ノ権現・小床静之神社」

子ノ権現は足腰の守り神、大わらじと下駄が境内に据えられている。
西吾野駅から直接子ノ権現に向かう途中の小床地区にある静之神社
は水の神・罔象(みずはの)女神をまつる。境内のイチョウのギン
ナンを夢中で拾う。家に帰り茶碗蒸しの味に満足した。
・埼玉県飯能市

 

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