とよだ 時・山旅イラスト通信 【ひとり画展】(初期作品)
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このページの目次 001 大菩薩峠・三つの峠と石丸峠 |
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▼001号「大菩薩峠・三つの峠と石丸峠」 大菩薩峠には、明治に開かれたいまの大菩薩峠(新峠)と丹波大 |
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▼002号 「房総・高宕山観音の天狗面」 九十九谷が一望できる高宕山。直下の観音堂のあるところは源頼 |
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▼003号 「八ヶ岳・赤岳山頂の石祠」 八ヶ岳は6月第1日曜日が開山祭。1983年(昭和58)、当時は山頂の赤 |
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▼004号 「丹沢・ヤビツ峠岳の台の風神」 ここ旧ヤビツ峠は東側にそびえる大山と西側にある塔ヶ岳が大きな壁に |
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▼005号 「房総・三石山三石観音奥ノ院」 房総の三石山頂の大岩は毎年育つといいます。大岩は3つならんで |
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▼006号 「長野県・高ボッチのユウスゲ」
高山植物で有名なニッコウキスゲがありますが、同じ仲間に夕方か
ら咲き出し翌日の午前中にしぼむユウスゲという植物があります。
8月、ここ長野県の高ボツチ山はユウスゲの花でレモン色に染まっ
ていました。どういうわけか向こうの山まではニツコウキスゲ、そ
れからこっちはユウスゲが咲くんだと山小屋の親父さんが教えてく
れました。一面真っ白なガスの中、シシウドのかげでふるえるよう
に咲きたての花がゆれていました。
・ユリ科キスゲ属の多年草。
・長野県岡谷市と塩尻市の境
※写植文がはがれてしまいました。
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▼007号 「北ア・朝日岳から五輪尾根」
富山・新潟県境の朝日岳から蓮華温泉へと向かう五輪尾根のお花畑
のチングルマ。花のあと花柱が伸びて、羽のように毛がはえ長くな
ります。チングルマは稚児車。車輪のように咲くのが名の由来だと
いう。白い雲が浮かぶ夏空の下で羽毛がゆうゆうと風にゆれていま
す。
・新潟県糸魚川市
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▼008号 「丹沢・表尾根烏尾尾根の石仏」
丹沢表尾根から水無川にのびる烏尾尾根。ある夏の日曜日、小学
2年の息子と尾根を登ると石仏が木立のなかにたたずんでいます。
文字は風化して読みとれません。さっきいっしょだった学生たち
が新茅の沢を登ってきて息子に次々と声をかけながらかけおりて
いきました。
・神奈川県秦野市
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▼009号 「長野県・飯縄山の山ノ神さま」
長野県の飯縄山は各地にある飯綱権現の本源地です。飯縄山中腹の
しめ縄の張った鳥居の奧に、5月の残雪を前にオオカミの形をした
山の神の祠があります。目や鼻もあって、ナント口を朱色にぬって
ありました。お祭りでもあったのでしょうか。
・長野県長野市と戸隠村、牟礼村との境
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▼010号 「西上州・両神山の奥ノ院」
伊弉冉尊、伊弉諾尊の両神をまつるので両神山との説。日本武尊が
東征の時8日間もこの山を見ながら旅をして来たのでホントは「八
日見山」との説。山頂下部には薄地区の両神神社と浦島地区両神大
神社があって、2つの神社の狛犬はともにオオカミの像です。
・埼玉県秩父郡小鹿野町両神(旧秩父郡両神村)
【とよだ 時】 山と田園風物漫画
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(主に画文著作で活動)
【ゆ-もぁ-と】事務所
山のはがき画の会