とよだ 時 「山の伝承伝説」民俗画
山旅イラスト通信【ひとり画展】

▼594号 「北ア・西鎌からの北鎌尾根」

【概略】
槍ヶ岳を中心に東西南北に派生する鎌の刃のような尾根。南鎌尾根、
西鎌尾根は長野県と岐阜県の県境になっていますが、面白いことに
県境は槍ヶ岳の肩を通っているので槍ヶ岳自体は長野県のもの。西
鎌尾根側から見る槍ヶ岳は、小槍を経て北にゴツゴツの北鎌尾根が
のびています。
・長野県大町市、松本市と岐阜県高山市との境(ただし山頂は長野
県)

▼594号 「北ア・西鎌からの北鎌尾根」

【本文】
北アルプス槍ヶ岳を中心に東西南北に派生する鎌の刃のように細い
尾根。それぞれに鎌の字をつけています。

東に向かって西岳から大天井岳へのびるのが東鎌尾根、北側、湯俣
温泉方面へのびるのが北鎌尾根。南に穂高連峰方面に続く南鎌尾根、
西に双六岳から三俣蓮華岳方面に続く西鎌尾根です。

このうち南鎌尾根・西鎌尾根は、長野県と岐阜県の県境になってい
ますが、面白いことに県境は槍ヶ岳の肩を通っているので槍ヶ岳自
体は長野県のものなのですね。

西鎌尾根側から見る槍ヶ岳は、小槍を経て北にゴツゴツの北鎌尾根
が長くのびています。途中盛り上がっているあたりが独標でしょう
か。

もうずいぶん以前、春の連休に雪の北鎌尾根縦走に連れていって貰
いました。千丈沢・天上沢の出合から登りはじめ何日めでしょうか、
テントを張ろうとしたらポールが凍りはじめた雪の斜面をスルスル
と、向こう側の天上沢に滑り落ちていきます。

もうどうしようもありません。あのポールはいまでも天上沢のゴミ
になっている……。自分のテントだっただけに今でもなんとなく罪
の意識にさいなまされています。

・【データ】
【山名・地名】やりがたけ
・【異名、由来】:穂先の形による

【所在地】
・長野県大町市、長野県松本市安曇(旧南安曇郡安曇村)と岐阜県
高山市上宝町(旧同県吉城郡上宝村)との境(ただし標高点は長野
県)。篠ノ井線松本駅の北西35キロ。松本電鉄新島々駅からバス、
上高地から歩いて延べ10時間半で槍ヶ岳。写真測量による標高点(3
180m)。(二等三角点は亡失・地形図には記載なし)。地形図に山名
と標高点の標高のみ記載。

【名山】
・深田久弥選定「日本百名山」(第54番選定):日本二百名山、日本
三百名山にも含まれる。
・岩崎元郎選定「新日本百名山」(第58番選定・長野県)
・清水栄一選定「信州百名山」(第68 番選定)
・田中澄江選定(1981年)「花の百名山」(第74選定)

【位置】(国土地理院「電子国土ポータルWebシステム」から検索)
・【標高点】緯度経度:北緯36度20分31.08秒、東経137度38分51.4

・【二等三角点】:二等三角点は亡失・地形図に記載なし。

【基準点閲覧】国土地理院「基準点成果等閲覧サービス」から検索
・基準点(三角点):(基準点コード TR25437450201)(点名:鎗ケ
岳(確認済み))(冠字選点番号 波 13)(種別等級:二等三角点)
(成果状態:成果状態 停止【亡失】)(測地系:項目なし)(緯度経
度:項目なし)(標高:項目なし)(現況状態:項目なし)(所在地
:項目なし)(点の記図:項目なし)。

【点の記】
記載なし

【地図】
・2万5千分の1地形図「槍ヶ岳(高山)」。5万分の1地形図「高
山−槍ヶ岳」

【山行】
・第4日目:1985年(昭和60)4月28日(日・快晴)槍ヶ岳探訪:
1985年(昭和60)4月25日(木)〜29日(月)「新宿駅・信濃大町・七
倉・千天出合・北鎌尾根・槍ヶ岳・横尾・徳沢・上高地・松本駅・
新宿駅」:「北鎌尾根縦走」東京野歩路会

山と田園の画文ライター
イラストレーター・漫画家
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