山の歴史と伝承に遊ぶ 【ひとり画ってん】

山旅イラスト通信【ひとり画展】とよだ 時

▼557号 「房総南端・花婿街道?」

【概略】
房総の館山市九重駅から山道をたどり、梅林などの中をひらすら南
下。道標もない道ながら暖かい木洩れ日の陽だまりハイク。突然の
前がパッと広がる。青い太平洋、白浜の灯台の白さ、その手前に色
とりどりの花畑。私はこのコースを、和田町にある「花嫁街道」に
対して「花婿街道」と呼んでいる。

▼557号 「房総南端・花婿街道?」

【本文】
千葉県館山市九重駅西隣稲集落には安房里見氏の当主里見義実の居
城した稲村城址があります。南端白浜町にやはり義実の居城があっ
て、丘陵を往来したという。

あぜ道を通り丘陵地へ。タブ林、竹林、梅林の中の道をひらすら南
下。道標もない道ながら暖かい木洩れ日の陽だまりハイク。

途中、北の富山町にある伊予ヶ岳(337m)の天狗話にちなむ小松
寺(千倉町)の乙王の碑もあります。数回車道を横断。

歩き出してから3時間余、突然目の前がパッと広がります。青い太
平洋、白浜の灯台の白さ、その手前に色とりどりの花畑。

いままでの疲れがスーッと消える景色です。私はこのコースを、和
田町にある「花嫁街道」に対して「花婿街道」と呼んでいます。

▼【データ】
・千葉県館山市

山と田園の画文ライター
イラストレーター・漫画家
【とよだ 時】

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