とよだ 時・山のゆ-もぁ-と(イラスト)
山旅漫歩゚【ひとり画通信】

▼400号 「上越・平ヶ岳の虹」

・【概略】
湿原が広がる平ヶ岳山頂から見る尾瀬ヶ原。そこに続けざまに落ち
る稲妻。手前にかかる2重の虹。そのくせ真上から北側は青空が広
がっています。神々しさとはこれをいうのでしょうか。その夜は、
一晩中雷鳴が鳴り響き、ピーク下のテント場でも雷鳴がおなかに響
いていました。
・群馬県水上町と新潟県湯之谷村との境

▼400号  「上越・平ヶ岳の虹」

・【本文】
利根川と只見川の分水界にある平ヶ岳は、花崗岩からなる平頂峰で
す。この山は草地が広がっていて、なるほど平ヶ岳とはよく言った
ものと感心させられるような平らさ。

ここからは360度の展望がひろがります。山上は湿原地帯が続き、
高山植物の宝庫になっています。ここに降った雨は、南側に落ちれ
ば奥利根湖へ流れて利根川から太平洋へ。北側に落ちれば只見川を
へて、日本海にそそぎます。

梅雨が明けた7月半ば、混雑する尾瀬から逃れ、小沢平からのバス
で平ヶ岳登山道停留所に降りました。むせるような暑さのなか、台
倉山から池ノ岳へ歩きます。木道の上を進んでいくと、尾瀬方面の
燧ヶ岳がめだってきます。

ザックを置き、三角点のある山頂へ行ってみました。眼下に広がる
尾瀬ヶ原。きのうの尾瀬の賑やかさを思い出します。急に燧ヶ岳方
面の雲行きが怪しくなってきました。

気がつくと尾瀬ヶ原に突き刺さるように稲妻が落ちています。黒雲
が渦を巻いて燧ヶ岳をつつんでいます。まるで昔の人がいう竜が空
を飛ぶような風景です。

その手前に虹が2重になってかかっています。そのくせ頭上から北
側は青空が広がっています。神々しさとはこれをいうのでしょうか。
その夜は一晩中雷が鳴り響き、ピーク下のテント場でも雷鳴がおな
かに響いていました。

▼【データ】
【山名】平ヶ岳・塗桶岳

【所在地】
・群馬県利根郡みなかみ町(旧利根郡水上町)と新潟県魚沼市旧湯
之谷村各地区名(旧北魚沼郡湯之谷村)との境。上越線石打駅の東
33キロ。JR上越線小出駅からバス・奥只見ダムから船・尾瀬口か
ら7時間50分で平ヶ岳。二等三角点(2139.6m)と写真測量による
標高点(2141m・標石はない)がある。地形図に山名と三角点の標
高、標高点の標高と湿地記号の記載あり。

【位置】
・標高点:写真測量による標高点(2141m)。【緯度経度】北緯37度
00分07.57秒、東経139度10分15.11秒(国土地理院「電子国土ポー
タルWebシステム」から検索)

・三角点:(標高2139.6m、二等三角点)。【緯度経度】北緯北緯37
度00分11.35秒、東経139度10分19.84秒(電子国土ポータルWebシス
テムから検索)

【基準点の詳細】
・基準点:(基準点コード:TR25539410401)(点名:平岳)(冠字選
点番号:登 14)(種別等級:二等三角点)(成果状態:正常)(測
地系:世界測地系)(緯度経度:緯度 37°00′11.2244、経度 139
°10′19.9817)(標高:2139.59m)(現況状態:正常 20020601)(所
在地:新潟県魚沼市大字宇津野字中ノ又沢853−1)(点の記図
:閲覧可)。(国土地理院「基準点成果等閲覧サービス」から検索)

【地図】
・2万5千分の1地形図「平ヶ岳(日光)」or「尾瀬ヶ原(日光)」(2
図葉名と重なる)(国土地理院「地図閲覧サービス」から検索)。5
万分の1地形図「日光−八海山」

【山行】尾瀬から平ヶ岳
・1997年(平成9)7月21日(月・晴れ)平ヶ岳探訪:【1997年(平
成9)7月19日(土)〜22(火)「上野駅・沼田駅・大清水・三平峠
・尾瀬沼・尾瀬ヶ原・三条の滝・平ヶ岳・奥只見ダム・銀山平・小
出駅・越後湯沢駅・上野駅」家内と同行

山岳漫画・ゆ-もぁイラスト・画文ライター
【とよだ 時】ゆ-もぁ-と事務所

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