とよた 時・山のゆ-もぁ-と(イラスト)
山旅漫歩゚【ひとり画通信】

▼361号「上越・白毛門二階建て雪洞」

【概略】
谷川岳の北東の白毛門下方の雪洞掘りの訓練。人数が多いため横穴
を2つ掘り中でつなぐ作戦。スコップで交替に雪を掘っていく。す
ると雪の床から向こう側の人の手が出てきた。なんと、上下食い違
って掘りすすめていたのだ。なかで楽しい山の語らいが続く。
・群馬県みなかみ町。

▼361号「上越・白毛門二階建て雪洞」

【本文】
雪山での緊急の露営に雪洞を掘って避難します。吹雪でも中は静か
でロウソク1本でもけっこう暖かくコンロをつければ汗も出てきま
す。そんな雪洞掘りの訓練もよく行われます。

谷川岳の北東の白毛門でのこと。JR上越線土合駅北側の登山口か
ら登りはじめます。ワカンを通して雪の感触が心地よい。谷をはさ
んだ谷川岳天神平スキー場からにぎやかな音楽が聞こえます。

人数が多いため横穴を2つ掘り中でつなぐ作戦。スコップで交替に
雪を掘っていきます。すると雪の床から向こう側の人の手が出てき
ました。なんと、上下食い違って掘りすすめていたのです。

両方の穴をつなげましたが段差になって2階ができました。ちょう
ど4畳半の部屋を2つ階段でつないだ形。最後に天井を踏み抜かれ
ないようザイルで囲み、出入り口にツェルトを張り完成。

だれもがヘトヘトです。夕飯のおいしいことといったらありません。
外はすでに闇につつまれ、スキー場もいつの間にか静かになってい
ます。食後の憩い、山の歌などで時間が過ぎていきました。

▼雪洞掘り場所【データ】
【所在地】
・群馬県みなかみ町。JR上越線土合駅から40分で雪洞場所。付
近に何もなし。地形図上に何も記載なし。

【位置】
・【雪洞場所】緯度経度:北緯36度50分32.73秒、東経138度57
分58.8秒(国土地理院「電子国土ポータルWebシステム」から検索)

【地図】
・2万5千分の1地形図「茂倉岳(高田)」

【山行】
・第2日目:1996年(平成8)3月16日(土・晴、風)探訪:1996
年(平成8)3月15日(金)〜17日(日)「池袋駅・クルマ・土合・白
毛門途中・雪洞堀り・池袋駅」

山と田園の画文ライター
イラストレーター・漫画家
【とよた 時】

………………………………………………………………………………………………
山旅イラスト【ひとり画通信】
題名一覧へ戻る