とよだ 時 「山の伝承伝説」民俗画
山旅イラスト通信【ひとり画展】

▼359号「北ア・大滝山山小屋の小屋じまい」

【概略】
蝶ヶ岳から大滝山経由徳本峠へ向かう。ピーク2542m付近の池はと
ころどころにお花畑が点在。8月も25日にもなると大滝山荘は早く
も小屋じまい。ふとん、毛布から日用品一切を燃やしている。営業
期間が過ぎたというのでテント場代、水代などを無料にしてくれた。
・長野県松本市

▼359号「北ア・大滝山山小屋の小屋じまい」

【本文】
槍穂高連峰の展望が楽しめる大天井岳から常念岳へのゆったりとし
た稜線。さらに蝶ヶ岳へ足を延ばし、春先山名のもとになっている
チョウの雪形が出る場所を通り大滝山に向かいます。

徳沢への分岐、三股への分岐を過ぎると、あれほどにぎやかだった
人の影が見当たらなくなります。

ピーク2542付近の池はところどころにお花畑が点在しています。ム
ンとした草いきれの中にトンボがのんびりと高山植物の花を楽しん
でいます。

急坂を登る途中に堀金村への分岐道があり、さらに行くとハイマツ
林の中にキャンプ場というよりは、道のわきのわずかな空き地を利
用したテント場が2つ、3つ。

ザックを置き大滝小屋へ手続きに向かいます。ここは蝶ヶ岳(2677m)
と同じ経営者だという。小屋番がたき火で何か燃やしています。

暑い日中、汗を流しながらふとんや毛布など日常品一切を火の中に
放り込んでいます。

8月も25日にもなると早くも小屋じまいなのだという。営業期間は
きょうまでということでテント場代、水代などを無料にしてくれま
した。

まだまだこれからが稼ぎ時のにぎやかな槍穂高や表銀座、裏銀座コ
ースなどとはこんなに違うんですねえ。

▼【データ】
【所在地】
・長野県長野県松本市安曇(旧南安曇郡安曇村)。最短:長野電鉄
新島々からバス、上高地から徳本峠経由8時間30分で大滝山。三等
三角点(2614.5m)がある。山頂北東の大滝山山荘がある。キャン
プ場付近に写真測量による標高点(2616m)がある。地形図上には
山名と三角点記号とその標高、山荘名と建物記号、キャンプ場付近
ぼ標高点の標高が記載。三角点より北東方向直線約220mに大滝山
荘、北東方向直線約300mに標高点がある。

【位置】
・【キャンプ場付近の標高点】緯度経度:北緯36度16分26.65秒、東
経137度44分35.7秒(誤差あり)(国土地理院「地図閲覧サービス」
から検索)

・【大滝山荘】緯度経度:北緯36度16分25.28秒、東経137度44
分32.95秒(国土地理院「電子国土ポータルWebシステム」から検
索)

・【三等三角点】緯度経度:北緯36度16分19.11秒、東経137度44分2
8.05秒(電子国土ポータルWebシステムから検索)

【基準点の詳細】
・基準点(三角点):(基準点コード:TR35437352901)(点名:大滝)
(冠字選点番号:羊 41)(種別等級:三等三角点)(成果状態:
正常)(測地系:世界測地系)(緯度経度:緯度 36°16′19.1186、
経度 137°44′28.0382)(標高:2614.49m)(現況状態:正常 200
30607)(所在地:記載なし)(点の記図:閲覧不可)。(国土地理院
「基準点成果等閲覧サービス」から検索)

【地図】
・2万5千分の1地形図「穂高岳(高山)」or「信濃小倉(高山)」(2
図葉名と重なる)。5万分の1地形図「高山−上高地」

【山行】
・第8日目:1995年(平成7)8月25日(金・快晴)探訪:1995年
(平成7)8月17日(木)〜8月28日(月)「新宿駅・松本駅・信濃大
町駅・七倉・烏帽子岳・野口五郎岳・水晶岳・雲ノ平・高天原(高
天ヶ原)・黒部源流・三俣蓮華岳・双六岳・槍ヶ岳・大天井岳・常
念岳・蝶ヶ岳・大滝山・徳本峠・霞沢岳往復・島々集落・新島々駅
・松本駅・新宿駅」:裏銀座烏帽子岳から表銀座・常念岳・徳本峠
・島々谷縦走(単独行)

【参考】
・「日本山名事典」徳久球雄ほか(三省堂)2004年(平成4)

山と田園の画文ライター
イラストレーター・漫画家
【とよた 時】

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山旅イラスト【ひとり画通信】
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