とよだ 時 「山の伝承伝説」民俗画
山旅イラスト通信【ひとり画展】

▼309号「北ア・槍ヶ岳の大男」

【概略】
常念岳から見ると槍ヶ岳からつづく稜線が大男の仰向けに寝ている
姿に見える。槍の穂先は高くとがった鼻。大喰岳が胸。ちゃんと左
手を持ち、中岳が出っ張っていてどうやら男性らしい。同じ山でも
見方を変えると、いろいろ面白い形が見えてくる。
・長野県大町市、松本市と岐阜県高山市の境

▼309号 「北ア・槍ヶ岳の大男」

北アルプスの常念山脈、とくに常念岳から西を眺めると槍ヶ岳から
左へ大喰岳、中岳、南岳、大キレットをはさんで北穂高岳への稜線
がつづきます。

その稜線が大男の仰向けに寝ている姿に見えるのをご存じですか。
槍の穂先は高くとがった鼻。

大喰岳が胸。ちゃんと左手(大喰岳からの尾根)を持ち、中岳が出
っ張っていてどうやら男性らしい。(常念小屋・山田恒男氏に聞い
た話)。同じ山でも見方を変えると、いろいろ面白い形が見えてく
るものです。

槍ヶ岳のように山頂がとがっている山を、鹿島槍ヶ岳、白馬鑓(槍)
ヶ岳、蝶槍などとその地名をつけて呼んでいます。みんな槍ヶ岳に
ちなんだ名前です。

たしかに槍ヶ岳の天を突く独特な形は印象的です。ところでこの山
は大家族です。大きな穂先は大槍と呼ばれます。

その北西の突起は小槍。歌にも「小槍のうーえでアルペンおどりを
さァおどりましょ…」とあるところ。

しかも孫槍、曾孫槍とつづいています。さらにほかの地名のついた
「なんとか槍ヶ岳」の叔父さん叔母さんまで入れたら身内の数はど
のくらいになるのでしょうか。

▼【データ】
【所在地】
・長野県大町市、長野県松本市安曇(旧南安曇郡安曇村)と岐阜県
高山市上宝町(旧同県吉城郡上宝村)との境(ただし標高点は長野
県)。篠ノ井線松本駅の北西35キロ。松本電鉄新島々駅からバス、
上高地から歩いて延べ10時間半で槍ヶ岳(標高3180m)。写真測量
による標高点(標石はない)。(二等三角点は亡失・地形図には記載
なし)。地形図に山名と標高点の標高の記載あり。

【位置】
・標高点:写真測量による標高点(3180m)。緯度経度:北緯36度2
0分31.08秒、東経137度38分51.4秒(国土地理院「電子国土ポータ
ルWebシステム」から検索)

・三角点:(二等三角点は亡失・地形図に記載なし)。(電子国土ポ
ータルWebシステムから検索)

(基準点成果等閲覧サービス)
・【三角点の詳細】:(基準点コード TR25437450201)(点名:鎗ケ岳
(冠字選点番号 波 13)(種別等級:二等三角点)(成果状態:成
果状態 停止【亡失】)(測地系:項目なし)(緯度経度:項目なし)
(標高:項目なし)(現況状態:項目なし)(所在地:項目なし)(点
の記図:項目なし)。(国土地理院「基準点成果等閲覧サービス」か
ら検索)

【地図】
・2万5千分の1地形図「槍ヶ岳(高山)」(国土地理院「地図閲覧
サービス」から検索)。5万分の1地形図「高山−槍ヶ岳」

【山行】北アルプス裏銀座烏帽子岳から表銀座・常念岳・徳本峠・
島々谷縦走
・第6日目:1995年(平成7)8月23日(水・ガス雨)槍ヶ岳探訪
:1995年(平成7)8月17日(木)〜8月28日(月)「新宿駅・松本駅
・大糸線信濃大町駅・七倉・烏帽子岳・野口五郎岳・水晶岳・雲ノ
平・高天原(高天ヶ原)・黒部源流・三俣蓮華岳・双六岳・槍ヶ岳
・大天井岳・常念岳・蝶ヶ岳・大滝山・徳本峠・霞沢岳往復・島々
集落・新島々駅・松本駅・新宿駅」:単独行

山と田園の画文ライター
イラストレーター・漫画家
【とよた 時】

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山旅イラスト【ひとり画通信】
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